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J-GLOBAL ID:200903061471001389

内燃機関の燃焼制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 笹島 富二雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992258442
Publication number (International publication number):1994108903
Application date: Sep. 28, 1992
Publication date: Apr. 19, 1994
Summary:
【要約】【目的】空燃比変化や残留ガスの影響を排除して高い精度でNOx排出状態を推定し、該推定結果に基づいて機関の燃焼を制御する。【構成】吸入空気量,筒内圧力,燃焼室容積に基づいて、燃焼温度Tを算出する。そして、圧縮上死点からATDC60°までの間で算出された燃焼温度Tの中の最大温度Tmax を検索する(S12)。次いで、機関出力トルクTrqと回転速度Neとに基づいて、残留ガスの影響を排除する補正を前記燃焼温度Tmax に施す(S15)。更に、前記燃焼温度Tmax をNOx濃度に変換する相関式を、空燃比に基づいて選択する(S17)。ここで、前記選択された相関式を用いて燃焼温度Tmax をNOx濃度に変換し(S18)、該変換されたNOx濃度と所定値との比較に基づいて点火時期を補正する(S19〜S23)。
Claim (excerpt):
機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、機関の筒内圧力を検出する筒内圧力検出手段と、機関のクランク角を検出するクランク角検出手段と、該クランク角検出手段で検出されたクランク角を燃焼室容積に変換する燃焼室容積変換手段と、前記吸入空気量,筒内圧力及び燃焼室容積に基づいて燃焼温度を演算する燃焼温度演算手段と、前記各検出手段による検出結果に基づいて機関出力トルク及び機関回転速度をそれぞれ算出する運転条件算出手段と、前記算出された機関出力トルクと機関回転速度とに基づいて燃焼室内における残留ガスの影響分を補正するための補正値を設定する補正値設定手段と、前記燃焼温度演算手段で演算された燃焼温度を前記補正値設定手段で設定された補正値に基づいて補正設定する燃焼温度補正手段と、該燃焼温度補正手段で補正設定された燃焼温度と、機関吸入混合気の空燃比とに基づいて機関排気中のNOx濃度を推定するNOx濃度推定手段と、該NOx濃度推定手段で推定されたNOx濃度に基づいて燃焼温度に関与する機関の被制御パラメータを制御する燃焼制御手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の燃焼制御装置。
IPC (4):
F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 368 ,  F02M 25/07 550 ,  F02P 5/15

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