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J-GLOBAL ID:200903061568465274

改良型垂直離着陸機

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 山川 政樹 ,  山川 茂樹
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2006532279
Publication number (International publication number):2006528583
Application date: Feb. 02, 2004
Publication date: Dec. 21, 2006
Summary:
2組の折曲げ可能な翼、その翼に取り付けられた2組の傾斜可能なナセル、垂直安定板、水平安定板、2組の補助推力装置をもつ胴体を含むVTOL機である。各ナセルは、その後部開口に配置されたベーンのシステムを含み、水平から所定の角度の範囲にわたって空気流を偏向させるために、そのベーンを延長し、後退させるためのアクチュエータが、ナセルを傾斜させる機構と共に設けられている。各ナセルは、2組のエンジンも含み、その各々がファンを直接駆動する。ファン同士は対向しており、反対の回転方向に同じ回転速度で動作する。一代替実施形態では、補助推力装置を有する代わりに胴体に追加取り付けされたナセル2組を含む。コンピュータ化された、冗長性をもつ飛行制御システムが、1つの飛行モードから他のモードに移行するとき機体の安定性を保つ。
Claim (excerpt):
VTOL機の機体の長手方向軸線を決め、前記機体が前記長手方向軸線の方向に前進しているとき空気力学的な揚力を発生させるように構成された細長い胴体と、 前記胴体の後部に連結された垂直安定板と、 前記垂直安定板に連結され、支えられた水平安定板と、 翼の第1の対であって、その各々が、前記胴体に固定して取り付けられた根元と翼端とを有し、地上走行と駐機に適応するための、前記根元と前記翼端の間に配設された折曲げ機構を有する翼の第1の対と、 ナセルの第1の対であって、各々が、前記翼の1つの翼端に回転するようにしっかりと取り付けられ、かつ前記翼に支えられ、ダクトを形成し、前記ダクトが、動力装置手段とそれらによって駆動され前記ダクトの長手方向軸線の周りを回転して空気流が前記ダクトを貫通して流れるようにするプロペラ/ファン手段と、前記ダクトの終端部分に配設され、前記ダクトの長手方向軸線と平行な方向で前記ナセルを通過する空気流を案内する後退した位置と、出口面積を制御し前記ダクトの長手方向軸線に対して大体45度の角度で前記空気流を案内する延長した位置の間を移動可能な複数のベーンを含む空気流案内ベーン・システムを有する、ナセルの対と、 前記各ナセルに結合され、対応するナセルを、対応するダクトの長手方向軸線を前記機体の長手方向軸線と実質上平行な方向に向ける第1の位置と、前記対応するダクトの長手方向軸線を、前記ナセルが第1の位置にあるときのダクトの長手方向軸線に関して大体45度の角度に向ける第2の位置の間で回転させるように動作する傾斜機構と、 前記各動力装置手段によって生成される出力、対応する傾斜機構によって引き起こされる前記各ナセルの方向、前記各対応するベーン・システムのベーンの動作位置を制御するための制御手段であって、前記制御手段が前記ダクトを貫通する空気流を下側方向へ案内して前記機体を垂直に上昇させるように、かつ前記空気流を後ろ方向に移行させて前記機体を前方向に移動させるように動作し、前記各動力装置手段により供給された出力、前記各ナセルが動作する向き、前記各ベーン・システムの動作位置が協調して前記機体のバランスと安定性を保つ、制御手段と、 を備えるVTOL機。
IPC (1):
B64C 29/00
FI (1):
B64C29/00 A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特許第6450445号

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