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J-GLOBAL ID:200903061631848332

アンチスキッド制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 足立 勉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994125255
Publication number (International publication number):1995329760
Application date: Jun. 07, 1994
Publication date: Dec. 19, 1995
Summary:
【要約】【目的】 氷上路における走行であることを正確に検出して、氷上路走行のアンチスキッド制御を好適に実行させる。【構成】 時刻t1,t3,t5の推定車両減速度の極大値は次第に増加しているのでT2時間の減圧出力設定処理が実行される。その直後の車輪加速度GWの最大値がG2より小さいので車輪速度VWの上昇変化が生じていず、氷上路で制動していることが判明する。時刻t8aで推定車体速度VBに氷上路用目標車体速度VSICEが設定され、推定車体速度VBが高い値に設定し直されたため、直ちに車輪速度VWが推定車体速度VBに応じて設定された減圧基準から低下し時刻t9よりブレーキ油圧が減圧制御される。したがって車輪速度VWが好ましいスリップ率になるまで上昇してゆく。こうして氷上路であることを的確に検出して、アンチスキッド制御を氷上路用の制御に対応させることができ、制動距離も最短となる。
Claim (excerpt):
車両の制動時に、当該車両の各車輪の車輪速度に基づいて路面摩擦係数に対応する限界減速度による車体速度の変化の範囲内で推定車体速度を算出するとともに、この推定車体速度に応じて設定される基準速度と各車輪速度との比較、および基準加速度と各車輪加速度との比較により、当該車輪のブレーキ圧力を少なくとも減圧,増圧して調節し、各車輪に過度のスリップが発生することを防止するアンチスキッド制御を実行する車両用アンチスキッド制御装置において、アンチスキッド制御前に、上記推定車体速度の減速度が増減を伴って漸次増加して行く状態か否かを検出する漸次増加検出手段と、上記漸次増加検出手段により、上記推定車体速度の減速度が増減を伴って漸次増加して行く状態であると検出された場合にアンチスキッド制御を氷上路の路面摩擦係数に対応する制御に設定する氷上路制御設定手段と、を備えたことを特徴とするアンチスキッド制御装置。

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