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J-GLOBAL ID:200903061723828362

チタニルフタロシアニン顔料を含有する電子写真記録要素およびそれらの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青木 朗 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991028726
Publication number (International publication number):1993006013
Application date: Feb. 22, 1991
Publication date: Jan. 14, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 ポリマーバインダーと分散した光伝導性チタニルフタロシアニン粒子を含む液状組成物から形成した層を担持する電子写真記録要素を提供する。【構成】 チタニルフタロシアニン粒子は、粒子サイズが約0.2μmまであり、一定のX線回折特性をもち、形成した層は一定のスペクトル吸収範囲によって特徴付けられる。塗布組成物は、ポリマーバインダーを含む溶媒溶液中に分散した微細な光電導性チタニルフタロシアニン粒子を含み、(1)溶媒が存在しない剪断条件下で、無機塩粒子と非伝導性粒子を含むミル媒質によりチタニルフタロシアニン顔料を微粉砕して粒子サイズが0.2μmまでの顔料を提供する工程、(2)約50°C以下の温度で高い剪断応力で微粉砕工程を継続して顔料粒子の色変化を達成する工程、(3)直ちに顔料の温度を10°C上昇させる工程、(4)顔料をミル媒質から分離する工程、ならびに(5)顔料をポリマーバインダーを含む溶媒溶液と混合して塗布組成物を形成する工程、によって製造した。
Claim (excerpt):
ポリマーバインダーを含む溶媒溶液中に分散した微細な光電導性顔料を有する電子写真塗布組成物の製造方法であって、(1)(a)次式【化1】(上式中、各nは0であるか、あるいは各nは1である)で示される生原料チタニルフタロシアニン顔料を、(b)重量比0.5:1〜3:1で無機塩粒子と非伝導性粒子を含んでなるミル媒質と共に、溶媒が実質的に存在しない剪断条件下で微粉砕して粒子サイズが0.2μmまでの顔料を提供する工程、(2)前記顔料の知覚できる色変化が起こるまでより高い剪断応力および50°C以下の温度で微粉砕することを継続する工程、(3)微粉砕した前記顔料の温度を少なくとも10°C直ちに上昇させる工程、(4)その微粉砕した顔料を前記媒質から分離する工程、ならびに(5)その微粉砕した顔料をポリマーバインダーを含む溶媒溶液と混合して前記塗布組成物を形成する工程、を含んでなる方法。
IPC (3):
G03G 5/06 371 ,  C09B 67/50 ,  G03G 5/00 101

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