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J-GLOBAL ID:200903061985143921

水熱法によるメタノール等の燃料用アルコール類の合成法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995289057
Publication number (International publication number):1997077707
Application date: Sep. 13, 1995
Publication date: Mar. 25, 1997
Summary:
【要約】水熱法によるメタノール等の燃料用アルコール類の合成法【目的】地球環境問題の解決のために、メタン等の炭化水素や二酸化炭素を直接の出発原料とし、臨界点近傍での水熱諸条件下で水ないしアルカリ水に水熱反応をおこなって、無公害なメタノール等の燃料用アルコールを大量に合成する。【構成】メタン、エタン等のメタン系鎖式化水素を、塩素等の或いは塩化水素等のハロゲン化水素によ塩化メチル等のハロゲン化アルキルに置換し、これを亜臨界乃至臨界状態で水あるいはアルカリ水の水熱作用によって加水分解し、或いは二酸化炭素を臨界乃至超臨界状態で直接水熱作用を行って、メタノール、エタノール、乃至は燃料用アルコール類を合成する法。
Claim (excerpt):
(1)メタン、エタン等の主としてメタン系鎖式炭化水素を、或いは二酸化炭素を大量に含んだ天然ガス等のメタン系炭化水素を、塩素等のハロゲン或いは塩化水素等のハロゲン化水素と酸素とにより、塩化メチル等のハロゲン化アルキルを製造する工程と、(2)前記請求項1-(1)で生成した塩化メチル等のハロゲン化アルキルを水あるいはアルカリ水に投入し、亜臨界乃至臨界点近傍と相対的に低温、低圧な条件下で水熱反応を行ってメタノール、エタノール等のアルコーノ類を主とした有機化合物に置換する工程と、(3)前記請求項1-(2)で生成した水熱反応物を減圧冷却して分留すると共に、この内塩化水素等のハロゲン化水素と塩化メチル等の未反応ハロゲン化アルキルを回収して請求項1-(1)のハロゲン化アルキル製造工程に循環して再使用させる工程と、(4)前記請求項1-(3)の減圧冷却して分離した反応生成物の内、メタノール、エタノール等のアルコール類を主とした有機化合物を精留し、硫黄化合物等の不純物を回収する工程と、(5)前記請求項1-(1)、1-(2)、1-(3)、1-(4)の各工程で発生した反応熱を水で回収し、一部は請求項1-(2)、乃至請求項2-(1)の水熱工程に投入し、或いは1-(4)の精留工程で利用する工程、等の〔図-1〕の工程概略図記載の燃料用アルコール製造法。
IPC (5):
C07C 31/04 ,  C07C 29/124 ,  C07C 29/80 ,  C07C 31/08 ,  C10L 1/02
FI (5):
C07C 31/04 ,  C07C 29/124 ,  C07C 29/80 ,  C07C 31/08 ,  C10L 1/02

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