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J-GLOBAL ID:200903062003313191
誘導放射性崩壊による放射性廃棄物の改質
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
古谷 馨 (外2名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2000557479
Publication number (International publication number):2002519678
Application date: Jun. 25, 1999
Publication date: Jul. 02, 2002
Summary:
【要約】【課題】 応用原子核物理学を用いて長寿命の放射性同位体を処理し、それらを短寿命の放射性同位体へと変換するための装置及び方法の提供。【解決手段】 核反応、特に光壊変としても知られる(γ,n)タイプの核反応が用いられて、既知の原子質量を有する放射性同位体の、より低い原子質量の放射性同位体への変換が達成される。放射性元素(1)は、好ましくはガンマ線の形態の高エネルギー光子によって照射される。このガンマ線はこの放射性元素の原子核によって吸収され、これを励起状態に置く。励起状態からの緩和に際し、原子核は中性子を放出し、それによってその放射性元素をより低い原子量の、半減期のより短い同位体へと変換する。
Claim (excerpt):
長寿命の放射性同位体を短寿命の放射性同位体又は非放射性の同位体に変換することにより処理するためのプロセスであって、a)化学的プロセスにより放射性廃棄物から長寿命の放射性同位体を分離し、b)加速器中で電子を加速し、c)前記電子を原子番号の高いターゲットに衝突させ、d)前記衝突に際して前記ターゲットから巨大共鳴ガンマ線束を発生させ、e)前記長寿命の放射性同位体の原子核を前記ガンマ線束でボンバードし、f)当該プロセスの励起関数及び閾値エネルギーに従って光壊変により前記原子核から中性子を叩き出すことからなり、前記長寿命の放射性同位体が短寿命の放射性同位体又は非放射性の同位体へと、反応場の式R=σφNにより規定される速度で変換されることを特徴とするプロセス。
IPC (2):
FI (2):
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