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J-GLOBAL ID:200903062011500545

リガンドの開発および多変量タンパク質化学最適化のためのマイクロプレート熱シフトアッセイおよび装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 秀策
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997540260
Publication number (International publication number):2000511629
Application date: May. 09, 1997
Publication date: Sep. 05, 2000
Summary:
【要約】本発明は、熱変化によって変性し得る標的分子に対する複数の異なる分子の親和性をランク付けするための方法である。この方法は、複数の容器の各々における複数の異なる分子の1つの分子に標的分子を接触させる工程、複数のコンテナーを同時に加熱する工程、コンテナーの各々の加熱から生じる標的分子の熱変性に伴う物理学的変化を測定する工程、コンテナーの各々についての温度を関数として標的分子についての熱変性曲線を作製する工程、およびそれから中点温度(Tm)を決定する工程、各々の熱変性曲線のTmを複数の異なる分子の任意の分子の非存在下で標的分子について得られた熱変性曲線のTmとを比較する工程、および各々の熱変性曲線におけるTmの変化に従って、複数の異なる分子の親和性をランク付けする工程、を含む。本発明はまた、複数のサンプルを同時に加熱するための温度調節手段、およびサンプルが加熱されている間のサンプルからの発光スペクトルを受容するための受容手段を含むアッセイ装置を提供する。本発明のさらなる局面において、受容手段はサンプルからの蛍光発光、紫外線光、および可視光を受容するように構成され得る。受容手段は、種々の方法(例えば、一度に1つのサンプル、1つ以上のサンプルから同時に、または全てのサンプルから同時)においてサンプルからのスペクトル発光を受容するように構成され得る。温度調節手段は、所定のプロフィールに従って温度を変化させるための温度制御器を有して構成され得る。
Claim (excerpt):
熱変化によってほどけ得る標的分子を安定化するための、1つ以上の複数の異なる分子または1つ以上の異なる生化学的条件の効率をランク付けするための多変量方法であって、以下の工程(a)該標的分子を、1つ以上の該複数の異なる分子または1つ以上の該複数の異なる生化学的条件に、マイクロプレートの複数のウェルの各々において接触させる工程;(b)工程(a)からの該複数のウェルを同時に加熱する工程;(c)該ウェルの各々において該加熱による該標的分子の熱ほどけに伴う物理学的変化を測定する工程;(d)該ウェルの各々の温度を関数として、該標的分子についての熱ほどけ曲線を作製する工程;(e)工程(d)の該ほどけ曲線の各々と、(i)該他のほどけ曲線の各々と、および(ii)生化学的条件の参照セット下、または該複数の異なる分子における任意の該分子の非存在下での該標的分子から得られたほどけ曲線とを比較する工程;および(f)該複数の異なる分子または該複数の異なる生化学的条件の効率を、該熱ほどけ曲線の各々における変化によって、ランク付けする工程を含む、方法。
IPC (6):
G01N 33/68 ,  C07K 2/00 ,  C12N 15/00 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/53
FI (7):
G01N 33/68 ,  C07K 2/00 ,  C12Q 1/68 Z ,  G01N 33/50 P ,  G01N 33/53 D ,  G01N 33/53 M ,  C12N 15/00 Z
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 測光装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平7-090948   Applicant:マレキュラーディヴァィスィズコーポレイション
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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