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J-GLOBAL ID:200903062086972361

サーボ制御システムの故障検出装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 有我 軍一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997155632
Publication number (International publication number):1999003120
Application date: Jun. 13, 1997
Publication date: Jan. 06, 1999
Summary:
【要約】【課題】 舵面負荷の影響を受けない、ハードウェア構成が簡素で安全性及び信頼性に優れた故障検出装置を提供する。【解決手段】 油圧シリンダ52、前向き回路63及びフィードバック回路68の伝達関数を有し、前向き回路63に入力される指令値信号に応じたシリンダ作動位置信号を出力するモデル回路81と、リリーフ機構70が作動状態か否かを判定するリリーフ判定手段90と、モデル回路出力信号とフィードバック信号とを比較してシリンダ52の実作動位置がモデル回路81の出力信号に対し所定誤差範囲内から外れたか否かを判定する故障判定手段80と、リリーフ判定手段90および故障判定手段80の判定結果に基づき、リリーフ機構70が非作動状態で、かつ、シリンダ52の実作動位置が所定誤差範囲内から外れたときに故障信号を出力する故障信号出力手段87と、を設けている。
Claim (excerpt):
作動流体が給排される複数の流体室の間の差圧に応じて作動位置が変化するアクチュエータと、該アクチュエータの実作動位置を検出し、該実作動位置を示すフィードバック信号を出力するフィードバック回路と、該フィードバック信号と目標位置を示す指令値信号とを加算して両信号の差に対応する偏差信号を出力する加算器、および、該加算器からの偏差信号に応じて前記アクチュエータへの作動流体の給排を制御するサーボバルブ、を有する前向き回路と、前記アクチュエータの複数の流体室のうち何れかに所定のリリーフ設定圧に達する流体圧が発生したとき、該室内の流体圧を設定圧までに制限するよう作動するリリーフ機構と、を備えたサーボ制御システムにあって、前記アクチュエータ、前向き回路およびフィードバック回路の伝達関数を有するとともに、前記前向き回路に入力される前記指令値信号を入力し、該入力に応じた前記アクチュエータの作動位置を表す信号を出力するアクチュエータモデル回路と、前記リリーフ機構が作動状態か非作動状態かを判定するリリーフ判定手段と、前記アクチュエータモデル回路の出力信号と前記フィードバック信号とを比較して、前記アクチュエータの実作動位置が前記アクチュエータモデル回路の出力信号に対し所定の誤差範囲内から外れたか否かを判定する故障判定手段と、リリーフ判定手段および故障判定手段の判定結果に基づき、前記リリーフ機構が非作動状態にあり、かつ、前記アクチュエータの実作動位置が前記所定の誤差範囲内から外れたとき、前記アクチュエータ又は何れかの回路に故障が発生したことを示す故障信号を出力する故障信号出力手段と、を設けたことを特徴とするサーボ制御システムの故障検出装置。
IPC (4):
G05D 3/00 ,  F15B 20/00 ,  G05B 23/02 302 ,  G05D 3/12 305
FI (4):
G05D 3/00 X ,  F15B 20/00 E ,  G05B 23/02 302 V ,  G05D 3/12 305 Z

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