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J-GLOBAL ID:200903062169190969

特殊形状の炭素質微粒子、その成形体及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 光来出 良彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993199054
Publication number (International publication number):1995033420
Application date: Jul. 16, 1993
Publication date: Feb. 03, 1995
Summary:
【要約】【目的】 高結晶性の芳香族ポリマーの微粒子を原料とし、800°C以上の高温で熱分解することで、新規な構造を有し、比表面積が大きく、黒鉛化度が高く、耐熱性や電気電導性に優れた、新規な炭素質微粒子を提供する。【構成】 平均粒子径が200μm以下、X線回析によるポリマーの結晶化度が少なくとも50%以上の高結晶性の芳香族ポリマーの微粒子を、真空または不活性ガス雰囲気中で500〜800°Cの温度で熱処理せしめ、さらに800°C以上の温度で熱処理せしめる。得られた炭素質微粒子は、比表面積が50m2 /g以上、広角X線回折による(002)面の面間隔が、3.59〜3.35Å、長さ(L)対厚さ(d)の比L/dが4以上のウイスカー状及び/または鱗片状の炭素質平面状構造体が配列した平均粒子系100μm以下の粒子である。【化1】
Claim (excerpt):
(1)X線回析によるポリマーの結晶化度が少なくとも50%以上の高結晶性の芳香族ポリマーの微粒子が焼成されることにより得られた炭素質微粒子であり、(2)比表面積が50m2 /g以上であり、(3)広角X線回折で求めた(002)面の面間隔が、焼成温度によって、3.59〜3.35Åの範囲の任意の値を潜在的にとることができる炭素質微粒子であって、かつ、(4)その炭素微粒子の構造が、長さ(L)対厚さ(d)の比L/dが4以上のウイスカー状及び/または鱗片状の炭素質平面状構造体が配列して集まって構成された平均粒子径100μm以下の粒子であることを特徴とする炭素質微粒子。
IPC (2):
C01B 31/04 102 ,  C04B 35/52

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