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J-GLOBAL ID:200903062249642984

ベータ・アルミナセラミックスの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 加藤 朝道
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997220650
Publication number (International publication number):1999049562
Application date: Jul. 31, 1997
Publication date: Feb. 23, 1999
Summary:
【要約】【課題】密度が高く、機械的強度に優れ、β”-アルミナ生成率が高くNaイオン伝導率等の特性に優れたβ”-アルミナ焼結体を、少ない製造工程で、特殊な設備の使用を必須とすることなく、簡易でかつ安価に製造することができるベータ・アルミナセラミックスの製造方法を提供する。【解決手段】平均粒径約2.0μmのα-アルミナ粉末、試薬1級の炭酸ナトリウム粉末、Li2O・ZrO2粉末及び酸化イットリウム粉末から成る成形体を、1580°Cで60分間保持して焼成し、相対密度99.6%、β”-アルミナ生成率99.8%、比抵抗値2.9Ω-cm、内圧強度190MPaの有底円筒状のべータ・アルミナ焼結体を得た。
Claim (excerpt):
アルミナ及び加熱処理によりアルミナとなるアルミニウム化合物のうちのいずれか1種以上のアルミニウム化合物と、ナトリウム源となるナトリウム化合物と、リチウム源となるリチウム化合物を含有して成る成形体を焼成して反応焼結によりべータ・アルミナセラミックスを得る焼結工程を含み、前記リチウム化合物として、酸化リチウムと酸化ジルコニウムの化合物(Li2O・xZrO2:1/4≦x≦1)を主体として用いることを特徴とするベータ・アルミナセラミックスの製造方法。

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