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J-GLOBAL ID:200903062320720126

ディーゼルエンジン用燃料油の製造方法及びディーゼルエンジン用燃料油

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 尾仲 一宗
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996342416
Publication number (International publication number):1998168464
Application date: Dec. 09, 1996
Publication date: Jun. 23, 1998
Summary:
【要約】【課題】 本発明は、燃料油においてセタン価に代表される機能性を保持させながら、環境保全のための排気ガス浄化処理を容易にする燃料油組成とするディーゼルエンジン用燃料油の製造方法及び適正設計された燃料油組成を持つディーゼルエンジン用燃料油を提供する。【解決手段】 このディーゼルエンジン用燃料油の製造方法及びその燃料油は、硫黄化合物を含有する燃料油に、炭化水素に対する溶解度が小さく且つ硫黄化合物に対する溶解度が大きい溶剤を加えて混合し、ジベンゾチオフェン類を抽出分離すると共に、該燃料油中の他の硫黄化合物を、水素還元することにより、又は該溶剤による抽出分離を行うことにより、分離除去して、燃料油性状の劣化がなく、ジベンゾチオフェン類等の硫黄分を減少させたものである。
Claim (excerpt):
硫黄化合物を含有する軽油及び/又は重油から成る燃料油に、炭化水素に対する溶解度が小さく且つ硫黄化合物に対する溶解度が大きい溶剤を加えて混合し、ジベンゾチオフェン類を150°C以下の温度と常圧下で抽出分離し、次いで、前記燃料油中の他の硫黄化合物を前記燃料油の性状を劣化させない温度及び圧力で水素還元し又は前記溶剤による抽出分離を再度行うことによって分離除去し、高温で高圧を加えることにより生じる前記燃料油の劣化を防止し、少なくともセタン価を維持してジベンゾチオフェン類及び芳香族の減少によって排気浄化処理を容易に行い得る燃料油組成に転化させたことを特徴とするディーゼルエンジン用燃料油の製造方法。
IPC (4):
C10G 21/00 ,  C10G 21/06 ,  C10G 21/28 ,  C10L 1/08
FI (4):
C10G 21/00 ,  C10G 21/06 ,  C10G 21/28 ,  C10L 1/08

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