Pat
J-GLOBAL ID:200903062473285380

R-Fe-B系永久磁石材料の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 押田 良久
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993246366
Publication number (International publication number):1995078710
Application date: Sep. 06, 1993
Publication date: Mar. 20, 1995
Summary:
【要約】【目的】 効率よい微粉砕を可能にし、耐酸化性にすぐれかつ磁気特性のすぐれたR-Fe-B系永久磁石材料の製造方法の提供。【構成】 R、Fe、Bを主成分とする合金溶湯をロールを用いたストリップ・キャスティング法にてR2Fe14B相を主相とする主相系合金鋳片を得、また、同様に特定組成のR-Co金属間化合物相を含む調整用合金鋳片を得、これを当該合金のH2吸蔵性を利用して鋳片を自然崩壊させ、さらに脱H2処理して安定化させて、効率よい微粉砕を可能にし、配合混合した微粉末にパルス磁界をかけて配向させた後、成形して焼結することにより、磁石特性の1つである最大エネルギー積値(BH)max(MGOe);Aと保磁力iHc(kOe)の特性値;Bの合計値A+Bが59以上の値を有し、角型性{(Br2/4)/(BH)max}が1.01〜1.045の値を示す高性能R-Fe-B系永久磁石を得る。
Claim (excerpt):
R(但しRはYを含む希土類元素のうち少なくとも1種)11原子%〜15原子%、B4原子%〜12原子%、残部Fe(但しFeの1部をCo、Niの1種または2種にて置換できる)及び不可避的不純物からなる合金溶湯をストリップ・キャスティング法にてR2Fe14B相を主相とする主相系鋳片に鋳造後、また、R(但しRはYを含む希土類元素のうち少なくとも1種)45原子%以下、残部Co(但しCoの1部をFe、Niの1種または2種にて置換できる)及び不可避的不純物からなる合金溶湯をストリップ・キャスティング法にてR-Co金属間化合物相を含む調整用合金鋳片に鋳造後、各鋳片を吸排気可能な容器に収容し、該容器内の空気をH2ガスにて置換し、H2ガスを供給してH2吸蔵処理にて得られた崩壊合金粉を脱H2処理した後、不活性ガス気流中で微粉砕して平均粒径が1μm〜10μmの主相系合金粉末と調整用合金粉末となし、前記主相系合金粉末に調整用合金粉末を配合混合した後、この混合合金粉末をモールド内に充填して瞬間的に10kOe以上のパルス磁界をかけて配向させた後、成形し、焼結、時効処理し、(BH)max値;A(MGOe)とiHc値;B(kOe)の合計値A+Bが59以上の値を有し、角型性{(Br2/4)/(BH)max}が1.01〜1.045の値を有する永久磁石材料を得るR-Fe-B系永久磁石材料の製造方法。
IPC (4):
H01F 1/08 ,  B22F 1/00 ,  C22C 33/02 ,  H01F 1/053
FI (2):
H01F 1/08 B ,  H01F 1/04 H
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
Show all

Return to Previous Page