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J-GLOBAL ID:200903062629625241

プロピレン・エチレンブロック共重合体の連続製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 野中 克彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993304844
Publication number (International publication number):1995133329
Application date: Nov. 10, 1993
Publication date: May. 23, 1995
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 高活性触媒を用いたプロピレン-エチレンブロック共重合体の連続製造法において、耐衝撃性、剛性、加工性等の品質バランスの優れた共重合体を生産性良く製造する方法。【構成】 [A]チタン、マグネシウム、ハロゲン及び多価カルボン酸エステルを必須成分として含有する固体触媒成分等を用い、2槽以上の連続重合器によって、プロピレンを主体とした重合を全重量の60〜95%になるように実施し、続いてグリコール系化合物を連続的に添加し、[重合工程(II)]エチレンを比較的多量に含むプロピレン-エチレンランダム共重合を全重量の5〜40重量%になる様に実施するプロピレン-エチレンブロック共重合体の連続製造法。
Claim (excerpt):
チタン、マグネシウム、ハロゲン及び多価カルボン酸エステルを必須成分として含有する固体触媒成分(A)と有機アルミニウム化合物(B)と電子供与性化合物(C)を組み合わせた触媒系を用い、3槽以上の重合器を連結して使用する多段重合工程によるプロピレン・エチレンブロック共重合体の連続製造法において、第1段階として2槽以上の重合器を直列に用い、エチレン/(エチレン+プロピレン)=0〜5重量%のモノマーを供給してプロピレンを主体とした重合工程(I)を連続的に実施して全重量の60〜95重量%を製造し、第2段階として第1段階で得られた重合反応混合物に一般式(1) R1-(OーCH2ーC(R7)Hー)n-OR2 ・・・・(1) (式中nは3≦n≦100、R1、R2は水素原子、炭素数1〜20個の一価の有機基、あるいは酸素、窒素、リン、硫黄、珪素原子等のヘテロ原子を含有する炭素数1〜20個の一価の有機基であり、R1、R2は同一でも異なってもよく、R7は水素原子もしくは炭素数1〜5個の一価の有機基である)。で示されるグリコール系化合物(D)を上記(A)中のチタン成分に対し、(D)/(A)中のTi=1〜100(モル/原子)となる様に連続的に添加し、この添加重合反応混合物を引続き1槽以上の重合器を用い、エチレン/(エチレン+プロピレン)=10〜100重量%のモノマーを供給して、エチレンを比較的多量に含む重合工程(II)を連続的に実施して全重量の5〜40重量%を製造することを特徴とするプロピレン・エチレンブロック共重合体の連続製造法。
IPC (2):
C08F297/08 MRH ,  C08F 4/658 MFG
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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