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J-GLOBAL ID:200903062650751648
研削液に含まれる微細スラッジの分離装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
豊栖 康弘 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999295005
Publication number (International publication number):2001113200
Application date: Oct. 18, 1999
Publication date: Apr. 24, 2001
Summary:
【要約】【課題】 極めて簡単な構造で、微細なスラッジを帯磁させ、速やかに沈澱させて効率よく回収する。【解決手段】 微細スラッジの分離装置は、研削液Lが供給される分離槽4と、微細スラッジSを沈降させる非磁性プレート5と、微細スラッジSを吸引して排出方向に移動させる磁気コンベア6とを備える。磁気コンベア6は、微細スラッジSの移送方向に、所定の間隔で永久磁石6Aを固定している。永久磁石6Aは、非磁性プレート5の裏面に接近する対向面をN極とS極のいずれかとし、その反対側の反対面を対向面と異なる磁極としている。さらに、永久磁石6Aは、対向面の磁極が移送方向に異なる磁極となるように配列して、非磁性プレート5の上方を強制磁化領域18としている。強制磁化領域18に供給ダクト10を開口して、供給される研削液Lに含まれる微細スラッジSを帯磁させ、磁気的な吸引力で凝集させて、速やかに沈澱させている。
Claim (excerpt):
微細スラッジ(S)を含む研削液(L)が供給される分離槽(4)と、この分離槽(4)内に配設されて、微細スラッジ(S)を磁気的な吸引力と自重とで沈降させる非磁性プレート(5)と、この非磁性プレート(5)の裏面に配設されて、非磁性プレート(5)の表面に磁気的な吸引力で微細スラッジ(S)を吸引して排出方向に移動させる磁気コンベア(6)とを備える微細スラッジの分離装置であって、以下の全ての構成を有することを特徴とする、研削液に含まれる微細スラッジの分離装置。(a) 非磁性プレート(5)は、研削液(L)に含まれるスラッジ(S)を沈降させて上面に堆積させる吸着部(5A)と、この吸着部(5A)に堆積されたスラッジ(S)を液面よりも上方に移動させる傾斜部(5B)と、この傾斜部(5B)で研削液(L)から引き上げられたスラッジ(S)を非磁性プレート(5)の先端から落下させて分離する落下部(5C)とを備える。(b) 非磁性プレート(5)の傾斜部(5B)の上方に、微細スラッジ(S)を含む研削液(L)を供給する供給ダクト(10)を設けている。(c) 磁気コンベア(6)は、微細スラッジ(S)を移送する方向に離されて所定の間隔で永久磁石(6A)を固定している。(d) 磁気コンベア(6)に連結している永久磁石(6A)は、非磁性プレート(5)の裏面に接近して移動する対向面をN極とS極のいずれかとし、その反対側の反対面を対向面と異なる磁極としている。(e) 磁気コンベア(6)に所定の間隔で固定している永久磁石(6A)は、対向面の磁極が移送方向に異なる磁極となるように配列して、非磁性プレート(5)の上方を強制磁化領域(18)とし、この強制磁化領域(18)に供給ダクト(10)を開口して、供給ダクト(10)から供給される研削液(L)に含まれる微細スラッジ(S)を帯磁させ、帯磁された微細スラッジ(S)を、磁気的な吸引作用で互いに吸着、凝集させて非磁性プレート(5)の吸着部(5A)に沈澱させるようにしている。
IPC (3):
B03C 1/00
, B03C 1/18
, B23Q 11/00
FI (3):
B03C 1/00 A
, B03C 1/18
, B23Q 11/00 U
F-Term (1):
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