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J-GLOBAL ID:200903062758265626
粒状ゲータイト微粒子粉末の製造法及び該微粒子粉末を用いた粒状酸化鉄微粒子粉末の製造法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994071385
Publication number (International publication number):1995257929
Application date: Mar. 15, 1994
Publication date: Oct. 09, 1995
Summary:
【要約】【目的】 樹脂中での分散性に優れた粒状ゲータイト微粒子粉末及び粒状酸化鉄微粒子粉末が工業的に得られる製造法を提供する。【構成】 第一鉄塩水溶液と炭酸アルカリ及び水酸化アルカリを併用したアルカリ水溶液とを混合して鉄含有沈澱物を含む懸濁液とし、この懸濁液を50〜65°Cの温度範囲且つ非酸化性雰囲気下で30〜360分間維持攪拌し、次いで、当該懸濁液液中に水可溶性ケイ酸塩を添加し、50〜60°Cの温度範囲にて、この懸濁液中に酸素含有ガスを通気して酸化反応を行うことにより粒状ゲータイト微粒子を生成させ、濾別、水洗、乾燥することにより粒状ゲータイト微粒子粉末を得る。また、該粒状ゲータイト微粒子粉末を、常法により脱水、還元、酸化することにより粒状酸化鉄微粒子粉末を得る。
Claim (excerpt):
第一鉄塩水溶液とアルカリ水溶液とを非酸化性雰囲気下で反応させて鉄含有沈澱物を含む懸濁液とするにあたり、アンモニア水を除く水酸化アルカリを炭酸アンモニウムを除く炭酸アルカリの水溶液中及び前記懸濁液中のいずれかの液中に添加するとともに、当該水酸化アルカリの添加量を当該炭酸アルカリ1molに対して0.1〜0.3molの範囲とし、前記両アルカリの総和量を前記第一鉄塩水溶液中のFe2+に対して1.0当量を越える量として、しかも、前記第一鉄塩水溶液中のFe2+が前記懸濁液中に0.3〜0.6mol/lの濃度範囲で含まれるようにすることによって前記鉄含有沈澱物を含む懸濁液とし、この懸濁液を50〜65°Cの温度範囲且つ非酸化性雰囲気下で30〜360分間維持攪拌し、次いで、当該懸濁液中に水可溶性ケイ酸塩を前記第一鉄塩水溶液中のFe2+に対してSi換算で0.5〜5.0原子%添加した後、50〜60°Cの温度範囲にて液中に酸素含有ガスを通気して酸化反応を行うことにより粒状ゲータイト微粒子を生成させ、濾別、水洗、乾燥することを特徴とする粒状ゲータイト微粒子粉末の製造法。
IPC (5):
C01G 49/02
, C01G 49/06
, C01G 49/08
, C09C 1/24 PAN
, H01F 1/11
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