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J-GLOBAL ID:200903062760279707
薬物の作用及び疾患活動性についてのバイオマーカーとしてのinvivoで安定同位体標識により測定される決定経路を通る分子流束量
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3):
平木 祐輔
, 石井 貞次
, 藤田 節
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2006554306
Publication number (International publication number):2007527996
Application date: Feb. 22, 2005
Publication date: Oct. 04, 2007
Summary:
本明細書中に記載の方法は、治療上有効性又は毒性作用を見積もるための被験体に対する化合物の評価を可能にする。解析の標的は、疾患病因に関与すると考えられる基礎となる生化学プロセス又はプロセス群(すなわち代謝プロセス)である。1以上の生化学プロセス内での分子流束量がバイオマーカーとなり、定量化されて対照被験体(すなわち、化合物に曝露されていない被験体)からの分子流束量(すなわちバイオマーカー)と比較される。対照被験体でのバイオマーカーと比較しての被験体でのバイオマーカーにおけるいかなる変化も、投与薬物の治療上有効性又は毒性作用を評価するため、及び所望であれば該化合物を更に開発するために必要な情報を与える。本発明の一態様では、安定同位体標識基質分子を被験体に投与し、該標識が1以上の対象となる代謝経路を通る分子流束量を明らかにする様式で標的分子に取り込まれる。この方法によって、被験体と対照被験体との比較によりバイオマーカーに対する化学物質又は化学物質群の効果が明らかになる。つまり、このことは、化合物の潜在的な治療上の用途又は毒性の特定を可能にする。化合物の新規な治療的若しくは毒性の組み合わせを特定し且つ確認するための戦略として、本発明の方法を用いて、対象となる代謝経路に対する相補的、相乗的、又は拮抗的作用について化合物の組み合わせを網羅的に評価することもできる。【選択図】 なし
Claim (excerpt):
疾患若しくは化合物活性についての信頼性のあるバイオマーカーとしての、決定経路を通る分子流束量に対する1種以上の化合物の作用を評価する方法であって、
a) 生体系を1種以上の化合物に曝露するステップと、
b) 同位体標識基質が1以上の対象となる代謝経路に到達し、これにより該生体系中の1以上の対象となる該代謝経路内の少なくとも1つの対象となる標的分子に到達してそれを標識するのに十分な時間にわたって、同位体標識基質を生体系に投与するステップと、
c) 該生体系より1以上のサンプルを取得するが、ここで1以上の該サンプルは、少なくとも1つの対象となる同位体標識された標的分子を含むものであるステップと、
d) 少なくとも1種の対象となる該標的分子の同位体標識についての含量、取り込み速度及び/又はパターン、あるいは含量及び/若しくはパターンにおける変化の速度を測定するステップと、
e) 少なくとも1種の対象となる該標的分子の同位体標識についての含量及び/又はパターン、あるいは含量及び/若しくはパターンの変化の速度に基づいて、1以上の対象となる該代謝経路での分子流束量を算出するステップと、
f) ステップa)に定めるように1種以上の該化合物に曝露されていない少なくとも1つの生体系において、ステップb)からe)に従い1以上の対象となる該代謝経路での分子流束量を測定するステップ、及び
g) 1種以上の化合物を投与した生体系における1以上の対象となる代謝経路での分子流束量と、1種以上の化合物を投与していない生体系における1以上の対象となる代謝経路での分子流束量とを比較することにより、該分子流束量に対する1種以上の該化合物の作用を評価するステップ
を含む、上記方法。
IPC (3):
G01N 33/50
, A61K 49/00
, G01N 33/15
FI (3):
G01N33/50 Z
, A61K49/00 A
, G01N33/15 Z
F-Term (10):
2G045AA40
, 2G045BB07
, 2G045BB10
, 2G045CB26
, 2G045DB22
, 2G045FB05
, 2G045FB08
, 2G045JA01
, 4C085HH20
, 4C085KA30
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