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J-GLOBAL ID:200903062836433999

デ-タ送信方向切替え装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 蔦田 璋子 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992164921
Publication number (International publication number):1994004434
Application date: Jun. 23, 1992
Publication date: Jan. 14, 1994
Summary:
【要約】【構成】 親コンピュータ10と、子コンピュータ12と、これら両コンピュータ間でデータ通信を行なうための複数の伝送路とで構成され、前記各伝送路は、データ送信用あるいはデータ受信用とそれぞれデータ送信方向が単方向であるデータ通信装置を有する分散処理コンピュータのデータ送信方向切替え装置であって、データ送信方向指示手段1,伝送路管理テーブル2,伝送路管理手段3,送信伝送路決定手段4,データ通信手段5及び送信伝送路振替手段6を有する。【効果】 それぞれの伝送路のデータ通信方向を親コンピュータからの指示のみでスムーズかつ自動的に行ない、しかもアプリケーションはデータ通信方向が切替わったことを一切意識する必要がない。そのため、1時点に片方向のデータ通信量が増加し、Busyとなっているが、反対方向のデータ通信量に余裕があったり、片方向の伝送路の一部で障害が発生し、反対方向の通信量には余裕がある場合や、片方向の伝送路が全て通信できなくなった場合にも、容易にデータ通信方向を切替えることができる。
Claim (excerpt):
親コンピュータと、子コンピュータと、これら両コンピュータ間でデータ通信を行なうための複数の伝送路とで構成され、前記各伝送路は、データ送信用あるいはデータ受信用とそれぞれデータ送信方向が単方向であるデータ通信装置を有する分散処理コンピュータにおいて、下記の (1)〜(6) を備えたデータ送信方向切替え装置である。(1) それぞれの伝送路を識別する識別子及びそのデータ送信方向を子コンピュータへデータ通信によって指示する親コンピュータ内に設けられたデータ通信方向指示手段。(2) それぞれの伝送路が、「通信中」か「停止中」かを示す通信状況情報、及び、子コンピュータから親コンピュータへの「送信」用伝送路か親コンピュータから子コンピュータへの「受信」用伝送路かを示すデータ送信方向情報とが、少なくとも格納される子コンピュータ内に設けられた伝送路管理テーブル。(3) 親コンピュータのデータ通信方向指示手段からのデータ送信方向の切替え指示により、データ送信方向を変更した後、再び通信状況を「通信中」に変更する子コンピュータ内に設けられた伝送路管理手段。(4) 伝送路管理テーブルを参照して、通信状況情報=「通信中」かつデータ送信方向情報=「送信」の条件を満す伝送路を検索し、この条件に該当する伝送路の中から送信する伝送路を決定し、データ通信手段に送信データを渡す子コンピュータ内に設けられた送信伝送路決定手段。(5) 伝送路管理テーブルを参照し、それぞれの伝送路のデータ通信を下記の(a) 〜(c) の方法で制御する子コンピュータ内に設けられたデータ通信手段。(a) 伝送路管理テーブルを参照し、当該伝送路の通信状況情報=「停止中」の時は、親コンピュータとのデータ通信を停止する。また、当該伝送路から親コンピュータへ送信予定で、まだ未送信のデータが有る場合は、順次読み取り後述の送信伝送路振替手段に渡す。(b) 伝送路管理テーブルを参照して、当該伝送路の通信状況情報=「通信中」かつデータ送信方向情報=「送信」の時は、親コンピュータに送信する。(c) 伝送路管理テーブルを参照して、当該伝送路の通信状況情報=「通信中」かつデータ送信方向情報=「受信」の時は、親コンピュータから当該伝送路を用いて送られてきたデータを受信し、当該受信データを処理するアプリケーションに渡す。また、当該伝送路から親コンピュータへ送信予定で、まだ未送信のデータが有る場合は、順次読み取り、後述の送信伝送路振替手段に渡す。(6) データ通信手段から送信データを渡された場合、伝送路管理テーブルを参照して、通信状況情報=「通信中」かつデータ送信方向情報=「送信」の条件を満す伝送路を検索し、この条件に該当する伝送路を決定し、この決定した送信伝送路に振替え、データ通信手段に送信データを再び渡す子コンピュータ内に設けられた送信伝送路振替手段。

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