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J-GLOBAL ID:200903062919361094
プレート形ヒートパイプ
Inventor:
Applicant, Patent owner:
,
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993241918
Publication number (International publication number):1995063487
Application date: Aug. 24, 1993
Publication date: Mar. 10, 1995
Summary:
【要約】【目的】 蛇行細管ヒートパイプ内蔵のプレート形ヒートパイプはパイプの最小曲率半径に限界があることに起因して層当たりの最大内蔵ターン数に限界があり従ってその性能向上にも、小型軽量化にも限界があった。また製造作業の複雑さからコスト削減にも困難があった。【構成】 金属平板による細管ヒートパイプ挟持構造を廃止し、金属薄板の積層構造を採用し、単位薄板の接着面に蛇行長尺細溝を形成し、積層により積層境界面に蛇行細径トンネルを形成せしめ、作動液を封入して蛇行細径トンネルヒートパイプ内蔵のプレート形ヒートパイプを構成した。[効果] 従来比数倍のターン数を内蔵せしめることが可能になり、大幅な性能の向上と共に小型化軽量化が可能になった。工程の簡素化に依る量産時の大幅なコスト削減についても見通しがたった。
Claim (excerpt):
熱伝導性の良好な金属材料からなる単位薄板の積層構造体の中にヒートパイプが内蔵せしめられてあるプレート形ヒートパイプであって、所定の単位薄板の接着面には所定の深さ、所定の幅、所定のピッチで蛇行する一連の蛇行長尺細溝が形成されてあり、この蛇行細溝はその両端末が連結されたエンドレスのループ形をなすか又は両端末が連結されない非ループ形であるかの何れかであり、その単位薄板の複数枚が相互に積層されてあるか、単位薄板と細溝が形成されていない平薄板とが相互に積層されてあるかの何れかにより、プレート内の積層境界面に蛇行する長尺細径の密閉トンネルを有する層の所定数が形成され、この密閉トンネル内に所定のヒートパイプ作動液の所定量が封入されて、ループ形蛇行細管ヒートパイプ又は非ループ形蛇行細管ヒートパイプと同一内部構造のループ形蛇行細径トンネルヒートパイプ又は非ループ形蛇行細径トンネルヒートパイプとして構成されてあり、且つこの細径トンネルの円形換算直径は、トンネル内に封入された作動液がその表面張力により常にトンネル内を閉塞し、如何なる保持姿勢でもこの閉塞状態を維持したままトンネルの軸方向に循環または振動するよう充分に細径化された直径であることを特徴とするプレート形ヒートパイプ。
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