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J-GLOBAL ID:200903062955734417
抗血栓性物質の固定化方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
足立 勉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991288062
Publication number (International publication number):1993123394
Application date: Nov. 01, 1991
Publication date: May. 21, 1993
Summary:
【要約】【目的】デバイス基材を選ばず抗血栓性物質を固定でき、且つ簡便に抗血栓性を付与する抗血栓性物質の固定化方法を提供する。【構成】基材上に光反応性アジド誘導体高分子材料を塗布して接着層(A層)を形成し、A層上に、抗血栓性物質を含有した水溶性光架橋型高分子材料のB層を形成し、その上から紫外光を照射することにより、上記A層が分子間で新たな共有結合を形成して、基材表面と上記B層とを接着させ、抗血栓性物質を含有する上記B層が基材上に固定される。そして、B層に含有された抗血栓性物質は、光照射による架橋反応により生成する高分子ゲル内に固定される。
Claim (excerpt):
光により共有結合を形成する光反応性アジド誘導体高分子材料からなる接着層を基材表面に形成する工程と、架橋前は水溶性で光により架橋して水に不溶となりゲル状を保つ水溶性光架橋型高分子材料と抗血栓性物質とを含む水溶液を、前記接着層が形成された前記基材上に塗布し、抗血栓性物質を含有した高分子層を形成する工程と、前記接着層と前記高分子層とが形成された前記基材上より光を照射して、前記接着層を介して前記基材に前記高分子層を化学的に定着させるとともに、前記抗血栓性物質を高分子層内に固定化させる工程と、を備えたことを特徴とする抗血栓性物質の固定化方法。
IPC (2):
A61L 33/00
, A61M 25/00 304
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