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J-GLOBAL ID:200903063270341745

トランジスタを有する半導体装置とその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 佐藤 隆久
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997204769
Publication number (International publication number):1999054524
Application date: Jul. 30, 1997
Publication date: Feb. 26, 1999
Summary:
【要約】【課題】 構造が簡単で製造が容易な高性能の接合ゲート型電界効果トランジスタ(JFET)を製造する。【解決手段】 JFETはGaAs基板1、JFETのゲート領域15を構成するp+ 不純物拡散領域、n型のチャネル形成不純物領域110、イオン濃度が薄いLDD構造の低濃度のn+ 型の不純物拡散領域(n+ 領域)111,121と、イオン濃度が濃いn型の不純物拡散領域(n++領域)112,122を有する。高濃度のn型の不純物領域112,122がそれぞれJFETのソース領域およびドレイン領域として機能する。このJFETは自己整合技術とLDD技術を用いて製造される。その結果、短ゲート化を図ってゲート・ドレイン幅の拡大、耐圧の向上、短チャネル効果を改善できる。また、ゲート領域15の側面に接合容量が存在せず、ゲート領域15とソース領域112との間の静電容量およびゲート領域15とドレイン領域122との間の静電容量が極めて小さな値となり、JFETの高周波特性が向上する。
Claim (excerpt):
トランジスタを有する半導体装置を製造する方法であって、半導体基板に所定の厚さの第1の拡散用マスク膜を形成する段階と、前記第1の拡散用マスク膜の上に第1のレジストを塗布し、トランジスタのゲート形成領域をパターンニングしてトランジスタのゲート形成領域に所定の広さだけ前記第1のレジスト膜を残す段階と、前記残った第1のレジスト膜および前記残った第1の拡散用マスク膜を等方向エッチングし、前記第1の拡散用マスク膜の幅を前記残った第1のレジスト膜より狭く、かつ、トランジスタのゲート幅と同等まで狭くする段階と、前記第1のレジスト膜をマスクにして前記半導体基板に第1導電型のイオンの注入を行い前記第1の拡散用マスク膜の両側の前記半導体基板内に第1導電型のイオン注入領域を形成する段階と、前記第1のレジスト膜を除去する段階と、前記第1の拡散用マスク膜をダミーゲートとして前記半導体基板に第1導電型のイオンの注入をさらに行い、トランジスタのゲート領域の両側の前記半導体基板内に第1導電型のイオンの濃度が薄い領域から濃い領域を形成する段階と、前記ダミーゲートとして用いた前記第1の拡散用マスク膜の上に第2の拡散用マスク膜を形成し、前記第1の拡散用マスク膜の上部が露出する程度まで前記第2の拡散用マスク膜を除去するさせる段階と、選択性エッチングにより前記第1の拡散用マスク膜を除去して前記半導体基板の表面にゲート形成領域を露出させる段階と、前記第2の拡散用マスク膜をマスクとして、前記ゲート形成領域に第2導電型のイオンの拡散を行いゲート領域を形成する段階とを有する、トランジスタを有する半導体装置の製造方法。
IPC (2):
H01L 21/337 ,  H01L 29/808

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