Pat
J-GLOBAL ID:200903063377598951
脳腫瘍の治療のための移植可能な神経前駆および幹細胞
Inventor:
,
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
小田島 平吉
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2000574658
Publication number (International publication number):2002526104
Application date: Sep. 17, 1999
Publication date: Aug. 20, 2002
Summary:
【要約】いくつかのヒト脳腫瘍(例えば神経膠腫)の治療に対する妨害の一はそれらが拡張する、幅広く移動するそして正常組織に浸潤する程度である。われわれは、多分化能の神経前駆幹細胞のあるクローンが実験的神経膠腫に移植される場合に外来のレポーター遺伝子を発現することを継続する一方で広範に拡張しそして攻撃的に前進する腫瘍細胞と並んで腫瘍に沿って移動しかつそれら自身を腫瘍全体に分布することができることを立証する。さらに、浸潤性腫瘍の縁をちょうど越えて創製された変性性の環境によりいくぶん引かれ、神経前駆細胞が侵襲性腫瘍の境界をわずかに越えかつその周囲を移動する。腫瘍床からある距離の部位(例えば正常組織中、反対側半球中、側脳室中)に移植される場合、供与体の神経前駆/幹細胞は正常組織を通って移動しそして腫瘍細胞を特異的に標的とすることができる。これらの結果は、新規としての神経前駆/幹細胞、治療遺伝子の標的を定めることを助けるための有効な送達ベヒクル、および治療に抵抗性であった侵襲的脳腫瘍に対するベクターの補助的な使用を示唆する。
Claim (excerpt):
少なくとも異なる型の神経細胞に分化する能力を有する単離された多分化能のニューロン細胞であって、a.移動能力を有し、それにより当該細胞がニューロン細胞が投与される第一の位置から最低1個の腫瘍細胞が存在する第二の位置まで移動することが可能であり;b.腫瘍を通ってかつそれの周囲を移動する能力を有し、それにより複数のニューロン細胞が腫瘍を取り囲むことが可能であり;そしてc.最低1個の浸潤性腫瘍細胞の跡をたどる能力を有し、それにより浸潤性かつ転移性の腫瘍を治療する、ことをさらなる特徴とするニューロン細胞。
IPC (5):
C12N 5/10
, A61K 48/00
, A61P 35/00
, C12N 1/00
, C12N 15/09
FI (5):
A61K 48/00
, A61P 35/00
, C12N 1/00 T
, C12N 5/00 B
, C12N 15/00 A
F-Term (19):
4B024AA01
, 4B024BA80
, 4B024CA04
, 4B024DA02
, 4B024EA02
, 4B024FA10
, 4B024GA11
, 4B024HA17
, 4B065AA91X
, 4B065AA91Y
, 4B065AB01
, 4B065AC20
, 4B065BA02
, 4B065BA21
, 4B065CA44
, 4C084AA13
, 4C084NA14
, 4C084NA15
, 4C084ZB261
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
Show all
Return to Previous Page