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J-GLOBAL ID:200903063386957670
触媒式蓄熱脱臭処理装置
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
澤野 勝文 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996073787
Publication number (International publication number):1997262434
Application date: Mar. 28, 1996
Publication date: Oct. 07, 1997
Summary:
【要約】【課題】 排ガス処理室内に配設された蓄熱層の未処理排ガス導入端側にヤニが付着しても、これを短時間で確実に除去できるようにする。【解決手段】 各排ガス処理室(Ha〜Hc) には、未処理排ガス導入時に未処理排ガス中の可燃性有害悪臭成分がヤニとなって付着する蓄熱層(3) の未処理排ガス導入端(13)側のヤニ付着領域(A)の一部又は全部を、当該可燃性有害悪臭成分の酸化燃焼又は熱分解を進行させる触媒(14)で形成したので、当該排ガス処理室(Ha〜Hc) から処理済排ガスを排出するときに、前記触媒 (14) が昇温されて触媒燃焼温度に達したときに触媒 (14) に付着しているヤニは酸化燃焼され又は熱分解されて確実に除去される。また、そのときの反応熱より、その周囲に付着しているヤニの気化が促進され、短時間で確実にヤニが除去される。
Claim (excerpt):
加熱された排ガス中の可燃性有害悪臭成分を酸化燃焼又は熱分解させて脱臭処理する触媒層(2)と、この触媒層(2)を通過した高温の処理済排ガスの熱を回収する蓄熱層(3)とを備えた複数の排ガス処理室 (Ha〜Hc) が、バーナ(4)を配設した排ガス加熱室(5)に前記触媒層(2)を対面させて並設され、前記各排ガス処理室 (Ha〜Hc) には、蓄熱層(3)を挟んで前記排ガス加熱室(5)の反対側に、未処理排ガス導入ダクト(6a〜6c)と、処理済排ガス排出ダクト(7a〜7c)が接続されると共に、前記各未処理排ガス導入ダクト(6a〜6c)は排ガス発生源から排ガスを送給する排ガス送給ダクト(6)に接続され、未処理排ガス導入ダクト(6a〜6c)を介して一の排ガス処理室 (Ha〜Hc) に導入させた未処理排ガスを、その蓄熱層(3)で予熱して排ガス加熱室(5)に導入させ、排ガス加熱室(5)で加熱した後、他の排ガス処理室 (Ha〜Hc) の触媒層(2)で脱臭処理して、処理済排ガス排出ダクト(7a〜7c)を介して処理済排ガスを排出する際にその熱を当該排ガス処理室 (Ha〜Hc) の蓄熱層(3)で回収し、所定時間経過後に、今度は、それまで処理済排ガスが排出していた排ガス処理室 (Ha〜Hc) に未処理排ガスを導入させ、未処理排ガスを導入する排ガス処理室 (Ha〜Hc) と処理済排ガスを排出させる排ガス処理室 (Ha〜Hc) を順次交互に交替しながら、前記排ガス送給ダクト(6)を介して送給される未処理排ガスを脱臭処理する触媒式蓄熱脱臭処理装置において、前記各排ガス処理室 (Ha〜Hc) の蓄熱層(3)は、未処理排ガス中の可燃性有害悪臭成分がヤニとなって付着する未処理排ガス導入端(13)側のヤニ付着領域(A)の一部又は全部が、当該可燃性有害悪臭成分の酸化燃焼又は熱分解を進行させる触媒(14)で形成されていることを特徴とする触媒式蓄熱脱臭処理装置。
IPC (3):
B01D 53/86
, B01D 53/38
, B01D 53/74
FI (2):
B01D 53/36 H
, B01D 53/34 116 H
Patent cited by the Patent:
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