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J-GLOBAL ID：200903063402990578

緻密質チタニア焼結体

Inventor： 高木 弘義 ,  勝木 宏昭 ,  一ノ瀬 弘道 ,  川原 昭彦 ,  古田 祥知子
Applicant, Patent owner： 佐賀県
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993185493
Publication number (International publication number)：1995082017
Application date： Jun. 28, 1993
Publication date： Mar. 28, 1995
Summary：

【要約】【目的】チタニア結晶粒径が小さくて均一で、チタニア系結晶体としての特性を十分に発揮し得るための緻密な焼結体をつくる。【構成】チタニア結晶格子中に均一にジルコニアを固溶させることにより、結晶粒径が5μm以下の微結晶から成り、嵩密度が4.0g/cm3 以上の緻密なチタニア系焼結体である。【効果】従来のチタニア結晶体の結晶粒径は100μm以上のものである。このような粒径の大きい結晶体では、空気を多く取り込んでいるため気孔が多く、嵩密度が4.0g/cm3 以上の焼結体をつくることは困難であり、チタニア系結晶体として本来有する特性を十分に発揮させられないが、本発明のような結晶粒径が均一で緻密な焼結体では、気孔が少ないためにチタニア系材質が有する本来の特性を十分に引き出すことができ、嵩密度4.0g/cm3 以上の焼結体ができる。

Claim (excerpt)：

3〜18wt%の5酸化アンチモンと0.1〜2wt%のZrO2 を含有するチタニア焼結体であって、焼結体密度が4.0g/cm3 以上、結晶粒子径が5μm以下の粒子径から成る導電性チタニアの緻密質焼結体。