Pat
J-GLOBAL ID:200903063436944923

二酸化炭素ガスの地中浸透モニタリング方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005232136
Publication number (International publication number):2007046339
Application date: Aug. 10, 2005
Publication date: Feb. 22, 2007
Summary:
【課題】地中の炭層に二酸化炭素を圧入して吸着させ、これに置換して放出された炭化水素系ガスを回収する際に、地中に圧入される二酸化炭素の挙動を長期的に連続して測定でき、しかも比較的簡単な装置を用いて、可及的に低コストで運用できる二酸化炭素ガスの地中浸透モニタリング方法とすることである。【解決手段】地中の炭層(本層1、下層2)に通じる圧入井3と生産井4からなる複数の坑井を設け、これら複数の坑井のうち圧入井3から二酸化炭素ガスを圧入して、炭層の石炭に固定された二酸化炭素に置換された炭化水素系ガスを生産井4から回収する際に、圧入井3と生産井4の間における複数の地点(A、B、C、D、E、F)に穿設した観測孔内の底部に高精度の傾斜計を設置し、これらの傾斜計によって所定位置の傾斜角度の経時的変化を調べることにより、地中の二酸化炭素ガスの浸透状況を監視することからなる二酸化炭素ガスの地中浸透モニタリング方法とする。【選択図】図1
Claim (excerpt):
地中の炭層に通じる複数の坑井を設け、これら複数の坑井のうち少なくとも1つの坑井から二酸化炭素ガスを圧入して炭層に浸透させ、浸透した二酸化炭素ガスと置換された前記炭層中の炭化水素系ガスを他の坑井から生産する際、二酸化炭素ガスの圧入井と炭化水素系ガスの生産井の間における炭層上方の地中に間隔を開けて複数の傾斜計を設置し、これら傾斜計によって所定位置の傾斜角度の経時的変化を調べることにより、炭化水素系ガスの生産量に対応する地中の二酸化炭素ガスの浸透状況を監視することからなる二酸化炭素ガスの地中浸透モニタリング方法。
IPC (2):
E21B 43/00 ,  E21B 43/16
FI (2):
E21B43/00 A ,  E21B43/16
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)

Return to Previous Page