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J-GLOBAL ID:200903063663319873

還元性硫黄化合物を含む廃水の2段化学的処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 矢葺 知之 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993266564
Publication number (International publication number):1995116675
Application date: Oct. 25, 1993
Publication date: May. 09, 1995
Summary:
【要約】【目的】 本発明は、還元性硫黄化合物を含む廃水の次亜塩素酸ソーダによる連続処理に適した薬注制御方法を用いた廃水の処理方法を提供する。【構成】 チオ硫酸化合物は次亜塩素酸ソーダにより比較的容易に酸化されORPが急上昇するが、酸化により形成された多硫化物については、ORP計による薬注制御では十分に酸化できない。さらに酸化の進行に伴い硫酸が生成しpHが低下するとORPの値が変化することから、1段目の反応槽では高pH域でORP-100mV〜+100mVの範囲で薬注制御を行い、2段目の反応槽では残留塩素濃度20mg/l以下の範囲で薬注制御を行い、かつ、15分間以上反応させる廃水の化学的処理方法である。【効果】 従来のORP計のみの制御に比べて安定した薬注制御が可能であり、十分な処理水質が得られる。
Claim (excerpt):
還元性硫黄化合物を含む廃水を次亜塩素酸ソーダを用いて連続的に2段化学処理する方法において、1段目の反応槽ではpH10〜13の高pH域で酸化還元電位(ORP)を計測しORPが-100mV〜+100mVの範囲内になるように次亜塩素酸ソーダ注入量を調整し、2段目の反応槽では残留塩素濃度を計測して残留塩素濃度が20mg/l以下となるように次亜塩素酸ソーダ注入量を調整することを特徴とする還元性硫黄化合物を含む廃水の2段化学的処理方法。

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