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J-GLOBAL ID:200903064044853535

ヘアケア剤を少なくとも1種含有する染毛剤

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997504123
Publication number (International publication number):1999508542
Application date: Jun. 07, 1996
Publication date: Jul. 27, 1999
Summary:
【要約】本発明は、通常の化粧品成分および少なくとも1種のヘアケア剤を含有する、人毛用染毛剤の形態の毛髪処理製剤に関する。本発明の目的は、通常の化粧品成分および少なくとも1種のヘアケア剤を含有し、染毛中にも毛髪の状態を改善し得る染毛剤を開発することである。使用するヘアケア剤は、毛髪に浸透し、pH2〜12で安定なものでなくてはならない。これにより、毛髪(特に傷んだ部分)の顕著な構造安定化が確実となる。これは、請求項1〜32に記載の、式(I)で示される化合物をヘアケア剤として含有する染毛剤によって達成される。本発明の染毛剤によりもたらされる、顕著な構造安定化は、とりわけ、処理した人毛の熱分析試験によって示されている(ケラチンの融点が、構造安定性の指標となる)。図中、曲線Aは未処理毛髪の融解性を示し、ヘアケア剤不含有染毛剤で染めた毛髪の融解性(曲線C)、および本発明によるヘアケア剤含有染毛剤で染めた毛髪の融解性(曲線B)と比較する。
Claim (excerpt):
直接染料および/または酸化染料前駆物質をベースとし、通常の化粧品成分および少なくとも1種のヘアケア剤を含有する、人毛用染毛剤の形態の毛髪処理製剤であって、ヘアケア剤として、式(I):[式中、R1はヒドロキシル基、(C1-3)アルコキシル基、または式(II): (式中、R5はヒドロキシル基、(CH2)3-NH2基または4-ヒドロキシルフェニル基であり、R6は水素または(C1-3)アルキル基である。)で示される基であり、R2は水素または(C1-3)アルキル基であり、R3は水素またはメチル基であり、R4はヒドロキシル基、(CH2)3-NH2基、4-ヒドロキシフェニル基またはH2PO3基である。]で示される化合物、並びに式(I)および(II)で示される化合物が酸形態の場合、その生理学的に適合性の無機および/または有機塩基との塩、の1種またはそれ以上を含有し、式(I)および(II)はDおよびL異性体並びにD/L混合物(ラセミ体)を包含する製剤。

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