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J-GLOBAL ID:200903064299629027

埋込み杭の沈下量推定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 久門 知 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997165887
Publication number (International publication number):1999013047
Application date: Jun. 23, 1997
Publication date: Jan. 19, 1999
Summary:
【要約】【課題】 実際の載荷試験結果を地質ごと、地盤の特性、特にN値との関係でまとめ、それをもとに少ない本数の実測値から荷重と沈下量の関係をまとめ、荷重伝達法により埋込み杭の沈下量を合理的に推定できるようにする。【解決手段】 埋込み杭の任意の区間の周面抵抗応力fとその区間中央の沈下量zf 、および先端抵抗応力qと先端の沈下量zb との関係について、双曲線の荷重伝達関数を仮定する。鉛直載荷試験によって求めた埋込み杭の任意の区間の周面抵抗応力fとその区間中央の沈下量zf 、および先端抵抗応力qと先端の沈下量zb の実測値を統計処理することにより、荷重伝達関数の各係数を当該区間または杭先端部のN値の関数として求める。埋込み杭先端地盤のN値および埋込み杭の深さ方向の区間ごとの地盤のN値をもとに、荷重伝達法により上載荷重P0 と杭頭沈下量s0 との関係を算出する。
Claim (excerpt):
埋込み杭の任意の区間の周面抵抗応力fとその区間中央の沈下量zf 、および先端抵抗応力qと先端の沈下量zb との関係について、それぞれ下記(1) 式および(2) 式の双曲線の荷重伝達関数 f=zf /(af +bf zf ) ...(1) q=zb /(ab +bb zb ) ...(2) を仮定し、鉛直載荷試験によって求めた埋込み杭の任意の区間の周面抵抗応力fとその区間中央の沈下量zf 、および先端抵抗応力qと先端の沈下量zb の実測値を統計処理することにより、前記(1) 式の係数af 、bf を地質ごと当該区間のN値の関数として求め、前記(2) 式の係数ab 、bb を地質ごと埋込み杭先端地盤のN値の関数として求め、沈下推定の対象となる埋込み杭施工位置の埋込み杭先端地盤のN値および埋込み杭の深さ方向の区間ごとの地盤のN値をもとに、前記(1) 式および(2) 式の荷重伝達関数を用いて上載荷重P0 と杭頭沈下量s0 との関係を荷重伝達法により算出することを特徴とする埋込み杭の沈下量推定方法。

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