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J-GLOBAL ID:200903064302862064

波を利用した海水等の汲上装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998161283
Publication number (International publication number):1999324886
Application date: May. 06, 1998
Publication date: Nov. 26, 1999
Summary:
【要約】【課題】 簡易な構造で効率良く深層水(底層水)を汲み上げることのできる波を利用した海水等の汲上装置を提供する。【解決手段】 波で作動し、水を汲み上げる波を利用した海水等の汲上装置1Aにおいて、浮体1の下方で装置のほぼ中心部に汲上管の固定管2aを設け、これに垂れ下げるような状態で順次挿入吊下管を吊り下げ、その下方にフレキシブルホースを接続する。これら一連の管状材の内部に係留索17を通し海底に1点係留をする。波の運動に追従し、一体的な動きをする装置本体部の汲上管部をできるだけ短くし、その代わりに浮遊状態のフレキシブルホース部を長くすることで、効率良く深層水(底層水)を汲み上げるものである。
Claim (excerpt):
海面等に浮上し、波に追従して昇降移動自在な浮体に、上端開口部が海面近くに位置し、下端開口部が底層部に位置されるべく延出された汲上管を設け、該汲上管に、波の昇降に追従して上記浮体が降下したときに開放し、上昇したときに閉じる汲上用逆止弁を備えた海水等の汲上装置において、上記汲上管の上端開口部付近に、メインタンクを設け、これより放射状に延びる排水管を接続すると共に、該排水管の排出口を、上記浮体が上昇したときに汲上げられた海水を海面近傍に散水させるように、海面近傍もしくは海面よりやや上方に位置させ、かつ、該排水管端部の排出口付近に、上記浮体が上昇したときに開き、降下したときに排水管内へ海水が逆流するのを防止する排水用逆止弁を設け、上記汲上管の内部に係留索を設けたことを特徴とする波を利用した海水等の汲上装置。
IPC (2):
F03B 13/22 ,  A01K 61/00
FI (2):
F03B 13/22 ,  A01K 61/00 Z

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