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J-GLOBAL ID:200903064585819569

核酸の安定化及び/又は単離の方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 塩澤 寿夫 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000045524
Publication number (International publication number):2000342259
Application date: Feb. 23, 2000
Publication date: Dec. 12, 2000
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】核酸の安定化及び/又は単離の方法及びカチオン性化合物又は前記カチオン性化合物と核酸の接触により形成された複合体を含む医薬組成物、診断用組成物、及び研究用組成物の提供。【解決手段】アニオンとして強及び/又は弱、無機及び/又は有機酸の接合した塩基を使用し、カチオン性化合物とアニオンからなる物質は全体で中性であるカチオン性化合物と生物学的サンプルを接触させる。カチオン性化合物は、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、過塩素酸塩、過臭素酸塩、過ヨウ素酸塩、リン酸塩、リン酸水素塩、リン酸二水素塩、硫酸塩、チオ硫酸塩、水酸化物、カルボン酸、α-ハロカルボン酸、及び/又はヒドロキシカルボン酸からなる群から選ばれるアニオンと共に使用される。
Claim (excerpt):
以下の段階を含む、生物学的サンプルからの核酸の安定化及び/又は単離の方法:アニオン(A)として強及び/又は弱、無機及び/又は有機酸の接合した塩基を使用し、カチオン性化合物(I)とアニオンからなる物質は全体で中性である、少なくとも1つの式(I)のカチオン性化合物と生物学的サンプルを接触させる。【化1】式中、Xは、窒素(N)又は燐(P)を示し、kは、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23又は24の整数を示し、B<SB>k</SB>は、1以上の炭素原子において置換されている又は置換されていない脂肪族アルカンジイル架橋であって、1以上の隣接していない炭素原子は酸素により置換することができ、【化2】(式中、n及びmは、独立して整数、0、1、2、3、4、5、又は6を示し、n+m>0を満たす)の構造を持つか、又は、それに代えて、B<SB>k</SB>は、更に1以上の炭素原子において置換することができる置換されたフェニル、ナフチル、またはビフェニル架橋を示し、【化3】若しくは、【化4】若しくは、【化5】(式中、n、m、l、q、pは、独立して、整数、0、1、2、3、4、5、又は6を示す)の構造を持ち、R<SB>1</SB>、R<SB>2</SB>、R<SB>3k</SB>、は同一又は異なり、1以上の炭素原子において置換されていないか、若しくは置換されており、水素、直鎖若しくは分岐したC<SB>1</SB>-C<SB>6</SB>アルキル、直鎖若しくは分岐C<SB>1</SB>-C<SB>6</SB>アルケニル、直鎖若しくは分岐C<SB>1</SB>-C<SB>6</SB>アルキニル、フェニル、ベンジル、下記の構造を有するフェノキシエチルを示すか、【化6】(式中、n、mは独立して整数0、1、2、3、4、5、又は6を示し、及び、Zは、構造、-O-、-CO-、-CO<SB>2</SB>-、-OCO-、-CO-N-、-N-CO-、-O-CO-N-、-N-CO-O-、-S-、又は-S-S-の1つを示す);又はR<SB>1</SB>、R<SB>2</SB>、R<SB>3k</SB>は、フェニル、ベンジル、下記の構造を有するフェノキシエチルを示し、【化7】(式中、n、mは独立して整数0、1、2、3、4、5、又は6を示す)R<SB>A</SB>、R<SB>BK</SB>、R<SB>C</SB>は、同一又は異なり、かつ1以上の炭素原子において置換されていないか若しくは置換されており、水素、直鎖若しくは分岐C<SB>1</SB>-C<SB>21</SB>アルキル、直鎖若しくは分岐C<SB>1</SB>-C<SB>21</SB>アルケニル、直鎖若しくは分岐C<SB>1</SB>-C<SB>21</SB>アルキニル、又は下記の構造を示し、【化8】(式中、n、mは、独立して、整数0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、又は24を示し、及びZは、構造、-O-、-CO-、-CO<SB>2</SB>-、-OCO-、-CO-N-、-N-CO-、-O-CO-N-、-N-CO-O-、-S-、又は-S-S-の1つを示す);又は、それに代えて、R<SB>A</SB>及びR<SB>C</SB>が共同して環状構造である残基R<SB>AC</SB>を形成する。【化9】(式中、1以上の炭素原子において置換されていない又は置換された残基R<SB>AC</SB>は、直鎖若しくは分岐C<SB>1</SB>-C<SB>8</SB>アルキル、直鎖若しくは分岐C<SB>1</SB>-C<SB>8</SB>アルケニル、又は、直鎖若しくは分岐C<SB>1</SB>-C<SB>8</SB>アルキニルを示し、但し、k < 1である場合、架橋基B<SB>K</SB>及びグループR<SB>BK</SB>及びR<SB>3K</SB>は同一であるか又は異なる)
IPC (13):
C12N 15/09 ,  A61K 31/14 ,  A61K 31/495 ,  A61K 31/7088 ,  C07C211/63 ,  C07D295/02 ,  C07H 1/00 ,  C07H 1/06 ,  C07H 21/02 ,  C07H 21/04 ,  C12Q 1/00 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 33/50
FI (13):
C12N 15/00 A ,  A61K 31/14 ,  A61K 31/495 ,  A61K 31/7088 ,  C07C211/63 ,  C07D295/02 A ,  C07H 1/00 ,  C07H 1/06 ,  C07H 21/02 ,  C07H 21/04 ,  C12Q 1/00 Z ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 33/50 P
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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