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J-GLOBAL ID:200903064835467701

ソイル固結体の造成方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 富田 健三
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991311481
Publication number (International publication number):1993125720
Application date: Oct. 31, 1991
Publication date: May. 21, 1993
Summary:
【要約】【目的】 掘削地盤が一様の土質でなく、掘削混練翼の昇降速度を変化させなくてはならない場合に於いても、掘削土砂に対する硬化材の量を適正に保つことが可能であり、したがって良品質のソイル固結体を造成することができ、又施工時の機器の調整について、自動的に制御することを容易にして手操作から解放されるようにしたソイル固結体の造成方法を提供すること。【構成】 掘削混練機1により地盤を掘削し、掘削孔内に硬化材を吐出し混練するに当り、対象地盤を深度方向に複数区分に分割し、その区分毎に掘削混練機1の最適掘進速度を設定し、且つその区分毎の単位掘進長当りの硬化材の最適注入量に基づいて最適掘進速度に対する硬化材圧送用グラウトポンプ3からの単位時間当りの硬化材圧送量を設定し、設定にしたがって掘削混練機1と硬化材圧送用グラウトポンプ3を運転する。
Claim (excerpt):
少なくとも先端部付近にスラリー状硬化材の吐出口が開口され掘削混練翼が取付けられた単数又は複数の回転軸を有する掘削混練機により地盤を掘削し、掘削孔内に硬化材を吐出し掘削土砂と硬化材とを混練するソイル固結体の造成方法に於て、対象地盤の土質調査結果から事前に得られた深度方向の土質及びその厚さと硬さに基づいて、深度方向に複数区分の分割を行い、その区分毎に掘削攪拌機の最適掘進速度を設定すると共に、その区分毎の単位掘進長当りの硬化材の最適注入量に基づいて最適掘進速度に対する硬化材圧送用グラウトポンプからの単位時間当りの硬化材圧送量を設定し、該硬化材圧送量の設定に当り、掘削速度の各区分の設定値から次区分の設定値への変更に対する硬化材圧送量の変更に際して、硬化材圧送用グラウトポンプから前記吐出口に至る硬化材供給経路の距離等の硬化材吐出量変更の遅れを発生する要因を設定条件として加えることにより、次区分の硬化材吐出量が当初から最適注入量を得るように硬化材圧送量の変更を掘進速度の変更より早める設定をなし、これらの設定にしたがって掘削混練機の掘進混練及び硬化材の圧送を行うことを特徴とするソイル固結体の造成方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開昭56-073718
  • 特開昭54-009408

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