Pat

J-GLOBAL ID：200903064865047812

延性および歪時効硬化特性に優れた高張力冷延鋼板および高張力冷延鋼板の製造方法

Inventor： 坂田 敬 ,  登坂 章男 ,  古君 修
Applicant, Patent owner： 川崎製鉄株式会社
Agent (1)： 小林 英一
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2000127705
Publication number (International publication number)：2001303185
Application date： Apr. 27, 2000
Publication date： Oct. 31, 2001
Summary：

【要約】【課題】 延性と、歪時効硬化特性に優れ、さらに耐衝撃特性に優れた高張力冷延鋼板およびその製造方法を提供する。【解決手段】 C:0.05〜0.30%、Si:0.4 〜2.0 %、Mn:0.7 〜3.0 %、P:0.08%以下、Al:0.02%以下、N:0.0050〜0.0250%を含み、かつN/Alが0.3以上を含有する薄冷延鋼板に、(Ac1変態点)〜(Ac3変態点+50°C)間に加熱し、ついで少なくとも600 °Cから500 °Cの範囲を5〜 150°C/sの冷却速度で冷却し、350 〜500 °Cの温度範囲で保持を行う。これにより、優れた延性とΔTS:50MPa 以上となる歪時効硬化特性を有し、耐衝撃特性が向上する。

Claim (excerpt)：

質量%で、 C:0.05〜0.30%、 Si:0.4 〜2.0 %、 Mn:0.7 〜3.0 %、 P:0.08%以下、 Al:0.02%以下、 N:0.0050〜0.0250%を含み、かつN/Alが0.3 以上、固溶状態のNを0.0010%以上含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、体積率で、20〜80%のフェライト相と、10〜60%のベイナイト相と、3.0 %以上の残留オーステナイト相とを含む複合組織を有することを特徴とする延性およびΔTS:50MPa 以上となる歪時効硬化特性に優れた高張力冷延鋼板。

IPC (4)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58

FI (5)：

C22C 38/00 301 U ,  C21D 6/00 V ,  C21D 6/00 U ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58