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J-GLOBAL ID:200903064899693284

放射線透過試験方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 北村 修
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993047592
Publication number (International publication number):1994118033
Application date: Mar. 09, 1993
Publication date: Apr. 28, 1994
Summary:
【要約】【目的】 露出時間を短くして作業能率を向上できるとともに、母材部と母材近傍の溶接金属部の検査を確実におこなうことが可能であり、従来の狭照射マスクのように撮像部に濃度段差を生じることのない放射線透過試験方法を得る。【構成】 母材1の厚み方向に所定の肉厚を有する放射線吸収能を有する一対のマスク3を使用して、母材1及び溶接金属部2を透過する放射線により感光面5上に濃淡画像を得て、被検査体の検査をおこなう放射線透過試験方法において、一対のマスク3として、夫々、予め溶接金属部2を横断する方向で、溶接金属部2から離間した位置に配設される一定肉厚の均等肉厚部3aと、溶接金属部2の中央側に位置するに従って肉厚が減少する肉厚減少部3bとを備えておき、均等肉厚部3aと肉厚減少部3bとの境界部3cを、母材1と溶接金属部2との境界位置より外方の母材1上に配設して、検査をおこなう。
Claim (excerpt):
一対の母材(1)間に形成された溶接金属部(2)に対し、前記母材(1)の厚み方向に所定の肉厚を有する放射線吸収能を有する一対のマスク(3)を、前記溶接金属部(2)の両側でその溶接金属部(2)に沿って、前記溶接金属部(2)を横断する方向に所定離間距離をおいて配設し、前記母材(1)及び前記溶接金属部(2)を透過する放射線により、感光面(5)上に濃淡画像を得て、被検査体の検査をおこなう放射線透過試験方法において、前記一対のマスク(3)として、夫々、前記溶接金属部(2)から離間した位置に配設される一定肉厚の均等肉厚部(3a)と、前記溶接金属部(2)の中央側に位置するに従って肉厚が減少する肉厚減少部(3b)とを備えたものを使用し、前記溶接金属部(2)を横断する方向で、前記均等肉厚部(3a)と前記肉厚減少部(3b)との境界部(3c)を、前記母材(1)と前記溶接金属部(2)との境界位置より外方の母材(1)上に配設して、前記検査をおこなう放射線透過試験方法。

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