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J-GLOBAL ID:200903065279627350

無線通信装置およびアレイアンテナの特性調整方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 佐藤 正美
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002063302
Publication number (International publication number):2003264492
Application date: Mar. 08, 2002
Publication date: Sep. 19, 2003
Summary:
【要約】【課題】 簡単な構成で、コストをかけることなく、適正にキャリブレーション処理を行って適正な送受信特性を持つ送受両用のアレイアンテナを校正することができる無線通信装置およびアレイアンテナの特性調整方法を提供する。【解決手段】 ブランチ#1、ブランチ#2とを交互に起点ブランチとし、起点ブランチのみの送信回路14(24)と受信回路13(23)とを制御し、送信設定利得と受信設定利得とを通常の通信時よりも小さくなるように調整してフォワード伝達関数情報とリバース伝達関数情報とを計測し、演算部51において、起点ブランチを基準とする送信経路特性の補正係数を求める。さらに演算部51において、起点ブランチ以外のブランチを基準ブランチとして、求めた補正係数同士の割り算を行うことにより、起点ブランチの利得調整成分を除去し、適正な送信経路特性の補正係数を求める。
Claim (excerpt):
アンテナ素子を有する複数の送受信ブランチからなるアレイアンテナを備えた無線通信装置であって、起点ブランチとして選択可能な少なくとも2つの前記送受信ブランチの送信経路に設けられ、送信信号レベルを調整する送信利得調整手段と、起点ブランチとして選択可能な少なくとも2つの前記送受信ブランチの受信経路に設けられ、受信信号レベルを調整する受信利得調整手段と、前記複数の送受信ブランチのそれぞれに設けられ、前記複数の送受信ブランチのそれぞれ毎に送信/受信を切り換えるようにするための送受切換手段と、前記送信利得制御手段と前記送受切換手段とを制御して、前記起点ブランチとして選択した送受信ブランチから信号レベルを通常通信時設定よりも小さくした信号を送信し、前記起点ブランチ以外の各送受信ブランチにおけるフォワード伝達関数情報を計測するように制御する第1の計測制御手段と、前記受信利得調整手段と前記送受切換手段とを制御して、前記起点ブランチとして選択した送受信ブランチにおける受信利得を通常通信時設定よりも小さくし、前記起点ブランチ以外の各送受信ブランチから順次に信号を送信して、前記起点ブランチとして選択した送受信ブランチにおける各送受信ブランチ毎のリバース伝達関数情報を計測するように制御する第2の計測制御手段と、前記第1の計測制御手段と前記第2の計測制御手段とを制御して、起点ブランチを変更し、少なくとも異なる2つの送受信ブランチについて、前記フォワード伝達関数情報と前記リバース伝達関数情報とを計測するように制御する起点変更制御手段と、計測された前記フォワード伝達関数情報と前記リバース伝達関数情報とを用い、前記起点ブランチとした送受信ブランチ以外の送受信ブランチを基準にして、各送受信ブランチの送信経路特性の補正係数を演算する補正係数演算手段とを備えることを特徴とする無線通信装置。
IPC (2):
H04B 7/10 ,  H04B 7/08
FI (2):
H04B 7/10 A ,  H04B 7/08 D
F-Term (5):
5K059AA12 ,  5K059CC02 ,  5K059CC03 ,  5K059CC04 ,  5K059DD31

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