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J-GLOBAL ID:200903065401425110
セラミック前駆体のナノ細孔性セラミックへの熱分解
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
池浦 敏明 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998530234
Publication number (International publication number):2000507198
Application date: Dec. 19, 1997
Publication date: Jun. 13, 2000
Summary:
【要約】本発明は、表面積が70cm2/gを超え、高含有率の連続気泡ミクロ細孔性構造を特徴とし、ミクロ細孔の平均幅が20Å未満であり、前記ミクロ細孔性構造が約0.03cm3/gセラミックより大きい体積を含む、非晶質ナノ細孔性セラミック材料を提供する。本発明はこのようなナノ細孔性セラミックの製作方法も提供する。セラミック前駆体ポリマーまたはセラミック前駆体オリゴマーを、不活性ガスの存在下または真空で、400°Cを超え、約650°Cまでの最高温度まで徐々に加熱する。場合に応じて、この方法は、加熱工程の前に実施される、前記前駆体材料中に存在する主鎖原子との付加反応または置換反応を受けることが可能な架橋剤の存在下、約100〜400°Cの中温で、前記前駆体材料を架橋するのに十分な時間前駆体ポリマーまたは前駆体オリゴマーを加熱する架橋工程も含むことが可能であり、続いて、架橋した材料を熱分解する。
Claim (excerpt):
表面積が70cm2/gを超え、平均直径が20Å未満である連続気泡ミクロ細孔の体積が約0.03cm3/gより大きいナノ細孔性セラミック生成物を製造する方法であって、 a)数平均分子量が約200〜約100,000g/モルの範囲内であるセラミック前駆体オリゴマー材料またはセラミック前駆体ポリマー材料で本質的に構成される組成物を提供することと、 b)任意の工程として、前記前駆体材料を架橋するのに十分な時間、前記前駆体を約100°C〜400°Cの範囲の中温(Tint)まで徐々に加熱しながら、前記セラミック前駆体組成物を、前記前駆体材料中に存在する主鎖原子と付加反応または置換反応することができる架橋剤と接触させることと、 c)前記工程(a)の組成物または前記工程(b)の架橋された前駆体材料を、流動している非反応性不活性ガスの存在下または真空で、400°Cを超え、最高温度(Tmax)約650°Cまでの温度まで徐々に加熱して、前記ナノ細孔性セラミック生成物を形成することと、及び d)前記ナノ細孔性セラミック生成物を徐々に冷却することとを含む方法。
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