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J-GLOBAL ID:200903065654153370

極細超異形繊維

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992073566
Publication number (International publication number):1993239709
Application date: Feb. 24, 1992
Publication date: Sep. 17, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 複合紡出糸を溶剤で処理し特定の成分を紡出除去することにより得られる極細異形糸に関し、特に異形度が従来品より大きく、風合い、機能性共に優れた衣料用に適した超異形断面極細糸を提供する。【構成】 複合繊維の溶出成分を溶剤を用いて完全にまたは部分的に除去することにより得られた異形断面糸であり、異形断面糸1の単糸繊度が0.2〜3.0デニールであり、糸断面が“モンステラ”の断面形状a,bを有している極細超異形繊維。【効果】 合成繊維特有のヌメリ感がなく、且つギラついた光沢が解消される。特に従来公知の極細繊維からは、例えば、単糸繊度を0.3デニール以下にしないと得られない様なソフト感、風合が0.3デニールを超える太い単糸繊度をもって得られる。また、機能材等の種々の添加剤を入れた場合、その添加剤の繊維中での保持性が高く給水性が向上する。
Claim (excerpt):
溶出成分樹脂(A)と溶出成分樹脂(A)の溶剤に対して溶出性が無いか、または溶出成分樹脂(A)よりも溶解速度の充分遅い残留成分樹脂(B)とを複合紡糸し、得られた複合繊維の溶出成分樹脂(A)よりなる部分を溶剤を用いて完全に、または部分的に除去することに得られた異形断面糸であり、該異形断面糸の単糸繊度が0.2〜3.0デニールであり、糸断面が“モンステラ形”の断面形状を有していることを特徴とする極細超異形繊維。但し、本発明で言うモンステラ形とは、繊維断面の外形輪郭において、長径の短径に対する比が2以内の略偏平形または円形を有しており、且つ外形輪郭線から内部に向って4〜12個の凹部が存在し、該凹部は繊維断面の外形輪郭の短径長さに対し40%以上の深さを有し、該凹部に挟まれたそれぞれの凸部の平均面積Ss、繊維断面の外形輪郭より求めた外形面積Sm、前記凸部の個数により求めたD値が下記(1)式の範囲を満たす形状である。 1.30 < D < 1.70 ・・・・・・(1) D = 2LOG n / LOG S S = Sm/Ss (但し、n:凹部の個数=凸部の個数、Sm:繊維断面の外形輪郭より求めた外形面積、Ss:凸部の平均面積)
IPC (4):
D01D 5/253 ,  D01F 8/12 ,  D01F 8/14 ,  D06B 9/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特開昭56-112535
  • 特開昭58-098423
  • 特開平2-145825

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