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J-GLOBAL ID:200903065729185752

摩擦車式無段変速機

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 宮内 利行
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992306083
Publication number (International publication number):1994129509
Application date: Oct. 19, 1992
Publication date: May. 10, 1994
Summary:
【要約】【目的】 入力トルクの変動にともなう変速比の変化を減少させる。【構成】 入出力ディスク14、16によって形成されるトロイド状のみぞ内に両ディスクと摩擦接触するように配置される一対の摩擦ローラ18及び24をそれぞれ偏心軸46及び48を介して回転自在に支持するとともに両ディスクの軸心に直交する一対の回転軸部50a及び50bにおいて回動可能かつ回転軸部の軸方向に移動可能に支持されている一対のローラ支持部材50及び52と、ローラ支持部材50及び52を上記回転軸部の軸方向に駆動可能な油圧シリンダ装置と、を有しており、無負荷状態における偏心軸は、これの互いに偏心した2つの軸心を結ぶ線がローラ支持部材の回転軸部の軸方向に対して傾斜した状態に設定されており、この傾斜方向は入力トルクの増大に応じたディスク変形によりローラ支持部材を変速比小側へ移動させる方向としてある。
Claim (excerpt):
入力ディスク(14、20)と、出力ディスク(16、22)と、両ディスクによって形成されるトロイド状のみぞ内に両ディスクと摩擦接触するように配置される一対の摩擦ローラ(18、24)と、摩擦ローラ(18、24)をそれぞれ偏心軸(46、48)を介して回転自在に支持するとともに両ディスクの軸心に直交する一対の回転軸部(50a、50b)において回動可能かつ回転軸部(50a、50b)の軸方向に移動可能に支持されている一対のローラ支持部材(50、52)と、ローラ支持部材(50、52)を上記回転軸部(50a、50b)の軸方向に駆動可能な油圧シリンダ装置(124、304)2と、を有する摩擦車式無段変速機において、無負荷状態における偏心軸(46、48)は、これの互いに偏心した2つの軸心を結ぶ線がローラ支持部材(50、52)の回転軸部(50a、50b)の軸方向に対して傾斜した状態に設定されており、この傾斜方向は入力トルクの増大に応じたディスク、摩擦ローラなどの弾性変形によりローラ支持部材(50、52)を変速比小側へ移動させる方向としてあることを特徴とする摩擦車式無段変速機。

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