Pat
J-GLOBAL ID:200903065841527321

車室内騒音の騒音低減装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 秋本 正実
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991182124
Publication number (International publication number):1993027781
Application date: Jul. 23, 1991
Publication date: Feb. 05, 1993
Summary:
【要約】【目的】 車室内のエンジンこもり音の適応能動消音制御において、制御系の安定性を高め、発散の防止を図る。【構成】 各回転数でのエンジン加振力に対する振動騒音の位相遅れ角を予め求めておき、ROM3aに格納しておく。そして、エンジン回転数に応じてフィルタリングされる基準信号の位相を、ROM3aのデータにて遅れ補正し、二次音出力信号103を生成し、これにより、スピーカ6から二次音を発生させ、この二次音をこもり音に干渉させることで、消音を図る。これにより、エンジン回転数の急激な変化にも拘らず、こもり音の位相と二次音の位相とが急に離れてしまうことはなくなり、騒音の増大つまり発散が防止される。
Claim (excerpt):
車室内の騒音を検出する騒音検出手段と、車室内の騒音に干渉させて消音を図る二次音を出力する二次音出力手段と、エンジンのクランク軸の回転に同期した回転信号から所要周波数の基準信号を生成する基準信号生成手段と、評価関数を最小にするように基準信号をフィルタリングして前記二次音出力手段に送出する二次音信号を適応的に決定する適応信号処理手段とを備える車室内騒音の騒音低減装置であって、エンジン加振力により車室内に伝搬される振動若しくは車室内騒音の各エンジン回転数毎の位相遅れ角デ-タを予め格納した記憶手段と、エンジン回転数に応じた位相遅れ角データを前記記憶手段から読み出し当該位相遅れ角データに相当する遅延時間分だけ前記基準信号を遅延させる位相補正手段とを設けたことを特徴とする車室内騒音の騒音低減装置。
IPC (5):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  H04R 5/04 ,  H04S 5/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開平2-306844
  • 特開平3-031039

Return to Previous Page