Pat
J-GLOBAL ID:200903065956288665
イソクロマン-3-オンの製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
佐藤 一雄 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000289949
Publication number (International publication number):2001139570
Application date: Sep. 25, 2000
Publication date: May. 22, 2001
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 低コストかつ高収率で高純度のイソクロマン-3-オンの製造方法の提供。【解決手段】式2[式中Xは塩素、臭素またはヨウ素である]で表される1,2-ビスハロメチルベンゼンを一酸化炭素および式3[式中R5,R6およびR7は、C1〜C18アルキル、HOC(=O)-、H3CC(=O)CH2-または(C6〜C18アリール)-CH2-基であるか、或いは少なくとも2個が互いに結合し、5〜18個の炭素原子を有する脂肪族環または芳香族環を形成する]で表される化合物とを、CO圧0.1〜50MPa、温度20〜200°Cで、パラジウム触媒および双極性非プロトン性溶剤の存在下反応させて、式1で示されるイソクロマン-3-オンを合成する。
Claim (excerpt):
下式(I)のイソクロマン-3-オンの製造方法であって、【化1】下式(II)の1,2-ビスハロメチルベンゼンを、【化2】(式中、Xは塩素、臭素またはヨウ素である)一酸化炭素および下式(III)の化合物と、R5R6R7C-OH (III)[式(I)および(II)中、基R1、R2、R3およびR4は、互いに独立して、水素もしくはフッ素原子、NCもしくはF3C基、それぞれの場合に1〜18個の炭素原子を有するアルキル、アルコキシもしくはアシルオキシ基、またはC6〜C18アリールオキシ、アリールもしくはヘテロアリール基(このとき、O、Nおよび/またはSからなる群から選択された1〜3個の原子が異原子として存在する)であるか、または基R1、R2、R3およびR4の少なくとも2個が互いに結合し、少なくとも1個の、5〜18個の炭素原子を有する脂肪族または芳香族環を形成し、式(III)中、基R5、R6およびR7は、同一であるか、または異なるものであって、C1〜C18アルキル、HOC(=O)-、H3CC(=O)CH2-または(C6〜C18アリール)-CH2-基であるか、または基R5、R6およびR7の少なくとも2個が互いに結合し、少なくとも1個の、5〜18個の炭素原子を有する脂肪族または芳香族環を形成する]CO圧0.1〜50 MPaおよび温度20〜200°Cで、イオン系ハロゲン化物の存在下または不存在下、パラジウム触媒および双極性非プロトン性溶剤の存在下において、水を添加するか、または添加せずに、反応させることを特徴とする方法。
IPC (2):
C07D311/76
, C07B 61/00 300
FI (2):
C07D311/76
, C07B 61/00 300
Return to Previous Page