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J-GLOBAL ID:200903066101540398
カイコを利用したタンパク質の製造方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (2):
清水 初志
, 橋本 一憲
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002301454
Publication number (International publication number):2004135528
Application date: Oct. 16, 2002
Publication date: May. 13, 2004
Summary:
【課題】絹糸を構成するペプチドの生産が抑制されているカイコを利用した任意のペプチドの製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】フィブロインL鎖の遺伝子に異常があり、そのためフィブロインH鎖やL鎖が殆ど合成されないカイコの突然変異系統Nd-sDに、フィブロインL鎖遺伝子のプロモーターにこの遺伝子のcDNAを繋ぎ、その下流にGFP遺伝子を繋いだ融合遺伝子を導入することで、Nd-sDのトランスジェニックカイコを作出した。突然変異でない正常のカイコに同じ遺伝子を導入し、Nd-sDのトランスジェニック個体と該遺伝子の発現量を比較した結果、Nd-sDのトランスジェニック個体では数倍のタンパク質が合成されていることが確認された。さらに、正常個体に大量に存在する内在性のフィブロインL鎖タンパク質は、Nd-sDのトランスジェニック個体では全く存在しないことが明らかとなった。【選択図】 なし
Claim (excerpt):
以下の(a)〜(c)の工程を含む、任意のペプチドの製造方法。
(a)絹糸を構成するペプチドの生産が抑制されているカイコの卵に、絹糸を構成するペプチドをコードするDNAのプロモーター領域の下流に任意のペプチドをコードするDNAが機能的に結合したDNAを導入する工程
(b)該DNAが導入された卵から生じたカイコの中から、トランスジェニックカイコを選択する工程
(c)選択されたトランスジェニックカイコから任意のペプチドを回収する工程
IPC (4):
C12N15/09
, A01K67/033
, A01K67/04
, C07K14/78
FI (4):
C12N15/00 A
, A01K67/033 501
, A01K67/04 Z
, C07K14/78
F-Term (12):
4B024AA01
, 4B024AA20
, 4B024BA80
, 4B024CA07
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4H045AA20
, 4H045BA41
, 4H045CA50
, 4H045EA20
, 4H045FA74
Article cited by the Patent:
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