Pat
J-GLOBAL ID:200903066115208060
焼却灰からの重金属の分別回収方法
Inventor:
,
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
明田 莞
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995153433
Publication number (International publication number):1997003558
Application date: Jun. 20, 1995
Publication date: Jan. 07, 1997
Summary:
【要約】【構成】 焼却灰中の重金属を溶出させた重金属溶解溶液への硫化ソーダ等の添加及びpH調整をして重金属の一部を硫化物として沈澱分離し、この沈澱物分離後の溶液への硫化ソーダ等の添加及びpH調整をして重金属の一部又は全てを硫化物として沈澱分離するに際し、前記重金属溶解溶液中の各重金属量を分析により求め、これより前記沈澱分離する重金属の量を算出しておき、前記添加する硫化ソーダ等の量を、硫黄量として、前記算出した重金属量に化学的に当量な量を基準として設定することを特徴とする焼却灰からの重金属の分別回収方法。【効果】 分別回収処理対象の焼却灰中の重金属の種類や量が日々に種々異なる場合であっても、常に、処理排水中の硫黄成分含有量の増加を招くことなく、分離分別回収目的の重金属を硫化物として高純度且つ高回収率で分別回収し得る。
Claim (excerpt):
重金属溶解槽で焼却灰中の重金属を溶出させて含有する重金属溶解溶液を得る重金属溶解工程と、該溶液を第1分別回収槽に送給し、この槽で該溶液に硫化ソーダ又は水硫化ソーダを供給すると共に該溶液のpHを調整することにより、該溶液中の重金属の一部を硫化物として沈澱させ分離する第1分別回収工程と、この沈澱物分離後の溶液を第2分別回収槽に送給し、この槽で該溶液に硫化ソーダ又は水硫化ソーダを供給すると共に該溶液のpHを調整することにより、該溶液中の重金属の一部又は全てを硫化物として沈澱させ分離する第2分別回収工程とを有する焼却灰からの重金属の分別回収方法であって、前記重金属溶解溶液中の重金属含有量を重金属の種類別に定量分析により求め、この分析値より前記第1分別回収工程で沈澱させる重金属の量と第2分別回収工程で沈澱させる重金属の量とを算出しておき、前記第1分別回収工程で供給する硫化ソーダ又は水硫化ソーダの量を、硫黄量として、前記算出した第1分別回収工程で沈澱させる重金属の量に化学的に当量な量を基準として設定し、前記第2分別回収工程で供給する硫化ソーダ又は水硫化ソーダの量を、硫黄量として、前記算出した第2分別回収工程で沈澱させる重金属の量に化学的に当量な量を基準として設定することを特徴とする焼却灰からの重金属の分別回収方法。
IPC (7):
C22B 7/02
, B09B 3/00 ZAB
, B09B 3/00
, C22B 3/44
, C22B 13/00
, C22B 15/00 102
, C22B 19/20
FI (7):
C22B 7/02 B
, C22B 15/00 102
, C22B 19/20
, B09B 3/00 ZAB
, B09B 3/00 304 G
, C22B 3/00 Q
, C22B 13/04
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
-
特公昭27-005003
-
特開昭56-087634
Return to Previous Page