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J-GLOBAL ID:200903066173869327

2サイクルエンジンの排気時期制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 西村 幹男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995323495
Publication number (International publication number):1996210139
Application date: Aug. 05, 1985
Publication date: Aug. 20, 1996
Summary:
【要約】【課題】 エンジンの回転が不安定になる条件下においても不整燃焼およびエンジン回転速度の変動を抑えながら、エンジンの回転速度が安定領域になると回転速度に応じた排気時期を選定させ得てエンジンの性能の向上が図られると共に、排気弁の不必要に開閉動作が少なく、無駄な電力消費を防止できる2サイクルエンジンの排気時期制御装置を提供する。【解決手段】 回転速度に応じた排気弁開度の調整領域よりも低い回転速度R0において、その速度の上昇過程では最大開度θcから最小開度θaへ、下降過程では最小開度θaから最大開度θcへ、大きく変化する特性として定められる回転速度Rと排気弁の開度θとの関係を参照とし、現在の検出回転速度Rが前記回転速度R0よりも高い所定の回転速度以下の低回転領域にある場合にヒステリシス処理が行われるようにした2サイクルエンジンの排気時期制御装置。
Claim (excerpt):
エンジンの回転速度に応じて排気弁の開度を調整し排気時期を制御する2サイクルエンジンの排気時期制御装置において、回転速度に応じた排気弁開度の調整領域よりも低い回転速度R0において、その速度の上昇過程では最大開度θcから最小開度θaへ、下降過程では最小開度θaから最大開度θcへ、大きく変化する特性として定められる回転速度Rと排気弁の開度θとの関係を参照とし、現在の検出回転速度Rが前記回転速度R0よりも高い所定の回転速度以下の低回転領域にある場合にヒステリシス処理を行うものとし、このヒステリシス処理において、現在の検出回転速度Rが前記回転速度R0よりも高い所定の回転速度R0+αである場合には設定すべき排気弁の開度を最小開度θaとし、現在の検出回転速度Rが前記回転速度R0よりも低い所定の回転速度R0-αである場合には設定すべき排気弁の開度を最大開度θcとし、現在の検出回転速度RがR0+αとR0-αとの間にある場合には従前の値を設定すべき排気弁の開度として保持する制御手段を備えたことを特徴とする2サイクルエンジンの排気時期制御装置。

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