Pat
J-GLOBAL ID:200903066288562020

光学活性カルボン酸の製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995305453
Publication number (International publication number):1997143101
Application date: Nov. 24, 1995
Publication date: Jun. 03, 1997
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 ラセミのカルボン酸から光学分割剤を用いて、ジアステレオマー塩を分割する方法。【解決手段】(A)ラセミカルボン酸と光学分割剤を有機溶媒中で混合し、固液分離により光学活性カルボン酸と光学分割剤のジアステレオマー塩を結晶として分離する工程、(B)固液分離した有機溶媒母液中に残った光学対掌カルボン酸と光学分割剤を、アルコール共存下で、クロル化剤と接触させ、光学対掌カルボン酸エステルと光学分割剤塩酸塩結晶を光学分割剤塩酸塩から分割剤回収工程、(C)母液中に残った光学対掌カルボン酸エステルラセミカルボン酸として回収するラセミ化、加水分解工程、(D)結晶として分離された光学分割剤塩酸塩を遊離の光学分割剤にして回収する分割剤遊離工程、(E)回収されたラセミカルボン酸と光学分割剤を光学分割工程(A)へリサイクルする工程、からなる。
Claim (excerpt):
ラセミカルボン酸から光学活性カルボン酸を製造するに当たり、(A)ラセミカルボン酸と光学分割剤を有機溶媒中で混合し、固液分離により光学活性カルボン酸と光学分割剤のジアステレオマー塩を結晶として分離する工程、(B)固液分離した有機溶媒母液中に残った光学対掌カルボン酸と光学分割剤を、アルコール共存下で、クロル化剤と接触させることにより、光学対掌カルボン酸エステルと光学分割剤塩酸塩にした後、固液分離により光学分割剤塩酸塩を結晶として分離する分割剤回収工程、(C)母液中に残った光学対掌カルボン酸エステルをラセミ化触媒共存下でラセミ化した後、加水分解してからラセミカルボン酸として回収するラセミ化工程、(D)結晶として分離された光学分割剤塩酸塩を遊離の光学分割剤にして回収する分割剤遊離工程、(E)回収されたラセミカルボン酸と光学分割剤を光学分割工程(A)へリサイクルする工程、からなることを特徴とする光学活性カルボン酸の製造法。
IPC (4):
C07B 57/00 346 ,  C07B 63/00 ,  C07D307/24 ,  C07D309/08
FI (4):
C07B 57/00 346 ,  C07B 63/00 E ,  C07D307/24 ,  C07D309/08

Return to Previous Page