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J-GLOBAL ID:200903066347675772

有機-無機珪素系重合体およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大川 宏
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993275518
Publication number (International publication number):1995126396
Application date: Nov. 04, 1993
Publication date: May. 16, 1995
Summary:
【要約】【目的】 無機素材と有機素材との特徴を併せもつ無機-有機ハイブリッド型重合体とその製造方法を提供すること。【構成】 アルコキシ基と反応基をもつ有機基とを備えたオルガノアルコキシシランと金属の塩またはアルコキシドとをアルカリ性の液中で反応させる。この反応により珪素を中心とする4面体面と金属中心とする8面体面との結晶性の積層構造体を形成する。この積層構造体の有機基の反応基と共重合する有機化合物を混合して重合して結晶性積層構造を有する有機珪素系重合体とする製造方法ならびに得られた有機珪素系重合体。この有機珪素系重合体は高硬度や耐熱性などの無機材料の特徴と、可撓性や常温での成膜性などの有機材料の特徴を内蔵して組成により一方の特徴をより発現することができ、フイラーやコート材として利用できる。
Claim (excerpt):
珪素、Geから選ばれる少なくとも1種の原子、または該原子の一部をAl、Fe、Pから選ばれる少なくとも1種の原子により置換した原子を中心原子とする4面体面構造とMg、Al、Ni、Co、Cu、Mn、Fe、Li、V、Zrから選ばれる少なくとも1種の金属を中心原子とする8面体面構造とからなる結晶性の積層構造体と、該積層構造体に共有結合で結合した有機重合体層とから構成される有機重合体であって、該積層構造体を形成する4面体面構造の中心原子である珪素、Geから選ばれる少なくとも1種の原子の少なくとも一部の原子は、重合可能な反応基を有する有機基と共有結合により結合し、該有機基の反応基は該反応基と重合反応する有機化合物と結合して有機重合体層を形成していることを特徴とする有機-無機重合体。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭64-026640

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