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J-GLOBAL ID:200903066526018083

リン酸カルシウム系皮膜の形成方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小島 清路
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996093375
Publication number (International publication number):1997255317
Application date: Mar. 21, 1996
Publication date: Sep. 30, 1997
Summary:
【要約】【課題】 金属がチタン等の酸化され易いものであっても、酸化を生ずることなく、その表面にリン酸カルシウム系の皮膜を形成する方法を提供する。【解決手段】 アンモニウム塩、塩化物等の非酸化性のカルシウム又はリンを含む塩とキレート化剤、或いはカルシウム、リンを含むキレート化合物などを原料とし、これらを蒸留水、メタノール、エタノール等の有機溶媒に溶解して、均質、透明な溶液を得る。この溶液を10倍程度に濃縮し、この濃縮溶液をチタン、チタン合金、ステンレス鋼等の金属基材、特に生体内硬組織代替部材の形状に成形された基材の表面に塗布する。その後、5°C/分以下の昇温速度で500°C前後まで昇温して熱処理し、溶媒を除去し、且つキレート化合物中の炭素分等の有機物を除く。次いで、800°C程度の温度で焼成して、基材表面にリン酸カルシウム系皮膜を形成する。
Claim (excerpt):
カルシウムを含む非酸化性の塩と、リンを含む非酸化性の塩と、カルシウムイオン及びリンイオンのうちの少なくとも一方に配位可能なキレート化剤とを溶媒に溶解し、溶液を調製する工程、該溶液を金属基材に塗布する工程、酸化雰囲気下、熱処理する工程、及び中性又は還元性雰囲気下、焼成する工程、を備えることを特徴とするリン酸カルシウム系皮膜の形成方法。
IPC (3):
C01B 25/32 ,  A61L 27/00 ,  C23C 18/12
FI (3):
C01B 25/32 V ,  A61L 27/00 J ,  C23C 18/12

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