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J-GLOBAL ID:200903066746205658

抗ピリング性及びピーチスキン加工性に優れた溶剤紡糸セルロース系繊維、その繊維構造物及びその製法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996220662
Publication number (International publication number):1997137384
Application date: Aug. 01, 1996
Publication date: May. 27, 1997
Summary:
【要約】【課題】生産性や布帛強度の面での不均一性等で従来問題であった揉み叩き加工を採らずに、抗ピリング性とピーチスキン加工性を合わせ持った改質テンセル繊維、とくに通常の紡績条件で良好な糸質の紡績が可能な改質テンセル原綿を提供する。【解決手段】テンセル繊維及び該繊維構造物、特に原綿の抗ピリング改質において、セルラーゼ加工とグリシジル化合物による架橋改質を組み合わせることにより、テンセル繊維の平均単繊維強度が3.0g/d〜4.3g/dにおいても、抗ピリング性改質が可能になった。これにより抗ピリング性とピーチスキン加工性を合わせ持ったテンセル繊維、特に良好な紡績性のテンセル繊維原綿の製造を可能にした。
Claim (excerpt):
溶剤紡糸セルロース系繊維において、単繊維の表面が揉み叩き加工によるフィブリル化又はミクロフィブリル化構造を呈しておらず、しかも該繊維からなる織編物の家庭用洗濯機法での抗ピリング試験にJIS L-1076法のピリング判定標準写真を準用しての判定で4級以上の抗ピリング性に架橋改質されていながら、ピーチスキン加工性が改質前と同等或いは改質前より良好であることを特徴とする溶剤紡糸セルロース系繊維及び該繊維からなる繊維構造物。
IPC (3):
D06M 15/55 ,  D06M 16/00 ,  C12N 9/42
FI (3):
D06M 15/55 ,  D06M 16/00 A ,  C12N 9/42

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