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J-GLOBAL ID:200903066838333016
メタノールの製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
土屋 勝
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995136183
Publication number (International publication number):1995304698
Application date: May. 10, 1995
Publication date: Nov. 21, 1995
Summary:
【要約】【目的】水素と炭素酸化物とを含む合成ガスからメタノールの合成を経済的にかつ比較的小型の管形反応器を用いて行う方法を提供すること。【構成】水素と炭素酸化物とを含む合成ガスを、銅含有触媒を用いて圧力20〜120バール及び温度200〜350°Cで反応させてメタノールを合成する。合成ガスを、筒形反応器から成り、銅含有触媒の固定床を収容した第1合成反応器に通す。筒形反応器内の反応を断熱的にかつ合成ガスの再循環なしに行う。第1合成反応器で反応しなかったガス混合物を再循環ガスと共に第2合成反応器に供給し、第2合成反応器は、管に入れられて沸騰水で間接冷却される銅含有触媒を収容している。合成ガス中の炭素酸化物の10〜30%を筒形反応器内で反応させてメタノールとするのが好ましい。
Claim (excerpt):
水素と炭素酸化物とを含む合成ガスを、銅含有触媒を用いて圧力20〜120バール及び温度200〜350°Cで反応させるメタノールの製造方法であって、合成ガスを第1合成反応器に通し、メタノール蒸気を含む第1生成混合物を第1合成反応器から排出させ、第1生成混合物を冷却してメタノールを凝縮させ、次いでこのメタノールを第1生成混合物のガス成分から分離し、第1混合生成物のガス成分を第2合成反応器に供給し、メタノール蒸気を含む第2生成混合物を第2合成反応器から排出させ、第2混合生成物を冷却してメタノールを凝縮させ、このメタノールを第2生成混合物から分離し、第1及び第2生成混合物のガス成分の少なくとも一部を第2合成反応器に供給するようにしたメタノールの製造方法において、合成ガスを、筒形反応器と銅含有触媒の固定床とから成る第1合成反応器へ220〜270°Cの入口温度で供給し、筒形反応器内の反応を断熱的にかつ合成ガスの再循環なしに行うこと及び第2合成反応器が、管に入れられて沸騰水で間接冷却される銅含有触媒を収容していることを特徴とするメタノールの製造方法。
IPC (5):
C07C 31/04
, B01J 23/72
, B01J 23/80
, C07C 29/154
, C07B 61/00 300
Patent cited by the Patent: