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J-GLOBAL ID:200903066963555853

廃水の処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999306495
Publication number (International publication number):2001121138
Application date: Oct. 28, 1999
Publication date: May. 08, 2001
Summary:
【要約】【課題】 プロパン、プロピレンまたはイソブチレンのアンモオキシデーションによるアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルの製造において、新たに蒸留操作で使用する蒸気のような加熱源の使用量を低減し、且つこの廃水中のシアン、化学的酸素要求物質および全窒素を分離する方法を提供する。【解決手段】 蒸留塔として多段蒸留塔を用いて該廃水の温度よりも高い温度で蒸留操作を行い、新たに蒸留操作に使用する熱量が少ない条件で、シアン、化学的酸素要求物質および全窒素を低減した排水と高濃度のシアン化合物、化学的酸素要求物質および全窒素を含む濃縮水とに分離、または2塔以上の多段蒸留塔を用いて、該廃水の高沸点成分を蒸留操作で除去し、次いで低沸点成分を蒸留操作で除去を行う。
Claim (excerpt):
プロパン、プロピレンまたはイソブチレンのアンモオキシデーションによる反応生成物を、回収塔(1)でアクリロニトリルまたはメタクリロニトリル及び大部分のシアン化水素を除いた後、回収塔(1)搭底部からの抜き出し液を更に放散塔(2)で蒸留によりアセトニトリルと少量のシアン化水素を留出させ、次いで放散塔(2)搭底部の液を廃水として抜き出すのに際し、蒸留塔(3)として多段蒸留塔を用いて、該廃水の抜き出し温度よりも高い温度で蒸留操作を行い、塔頂より低沸点成分を、塔底より高沸点成分を除去し、且つ該蒸留塔(3)から抜き出される蒸気または液の一部または全部を回収塔(1)および/または放散塔(2)の熱源として利用することにより、放散塔(2)塔底部の液に比べてシアン、化学的酸素要求物質および全窒素を低減した廃水を蒸留塔(3)の側部から液または蒸気で得ることを特徴とする、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリル製造廃水の処理方法。
IPC (3):
C02F 1/04 ,  C07C253/24 ,  C07C255/08
FI (3):
C02F 1/04 D ,  C07C253/24 ,  C07C255/08
F-Term (12):
4D034AA26 ,  4D034BA01 ,  4D034CA12 ,  4H006AA02 ,  4H006AC54 ,  4H006AD11 ,  4H006BD80 ,  4H006BD82 ,  4H006BD83 ,  4H006BE14 ,  4H006BE30 ,  4H006QN24
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)
  • 特開昭58-124753
  • 廃水の処理方法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平10-124870   Applicant:旭化成工業株式会社

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