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J-GLOBAL ID:200903067667135500

アミノ酸誘導体の光学異性体の分離方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000335352
Publication number (International publication number):2002145837
Application date: Nov. 02, 2000
Publication date: May. 22, 2002
Summary:
【要約】【課題】 アミノ酸のアミノ基における水素原子の少なくとも一つが、アルコキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルケニルオキシカルボニル基、又はアシル基で置換されたアミノ酸誘導体であって、D型及びL型の光学異性体が混在するアミノ酸誘導体から、効率よくD型光学異性体とL型光学異性体を分離する方法を提供する。【解決手段】 ラセミ体のN-(tert-ブトキシカルボニル)-DL-アラニンのようなD型及びL型の光学異性体が混在するアミノ酸誘導体と、βシクロデキストリンのような前記2種類の光学異性体に対してそれぞれ異なる親和性を有する親水性化合物とを水性溶液中で混合し、次いで得られた水性溶液又は水性懸濁液を、pHが3.5以下となる条件下、又はトリエチルアンモニウムイオンのような前記アミノ酸誘導体の対イオンとなり得る疎水性を有する原子団を含むイオンの共存下で表面が疎水処理された固体等の疎水性物質と接触させて該水性溶液又は水性懸濁液中に存在するD型アミノ酸誘導体とL型アミノ酸誘導体とを分離する。
Claim (excerpt):
アミノ酸のアミノ基における水素原子の少なくとも一つが、アルコキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルケニルオキシカルボニル基、又はアシル基で置換されたアミノ酸誘導体であって、D型及びL型の光学異性体が混在するアミノ酸誘導体と、前記2種類の光学異性体に対してそれぞれ異なる親和性を有する親水性化合物とを水性溶液中で混合し、次いで得られた水性溶液又は水性懸濁液を、pHが3.5以下となる条件下、又は前記アミノ酸誘導体の対イオンとなり得る疎水性を有する原子団を含むイオンの共存下で疎水性物質と接触させて該水性溶液又は水性懸濁液中に存在するD型アミノ酸誘導体とL型アミノ酸誘導体とを分離することを特徴とする前記アミノ酸誘導体の光学異性体の分離方法。
IPC (11):
C07C231/20 ,  C07C233/83 ,  C07C269/08 ,  C07C271/22 ,  C07C319/28 ,  C07C323/52 ,  C07D207/16 ,  C07D209/20 ,  C07B 57/00 350 ,  C07B 57/00 370 ,  C07M 7:00
FI (11):
C07C231/20 ,  C07C233/83 ,  C07C269/08 ,  C07C271/22 ,  C07C319/28 ,  C07C323/52 ,  C07D207/16 ,  C07D209/20 ,  C07B 57/00 350 ,  C07B 57/00 370 ,  C07M 7:00
F-Term (22):
4C069AA17 ,  4C069CC25 ,  4C204AB18 ,  4C204BB04 ,  4C204CB02 ,  4C204DB20 ,  4C204EB02 ,  4C204FB27 ,  4C204GB01 ,  4H006AA02 ,  4H006AC83 ,  4H006AD17 ,  4H006AD33 ,  4H006BB31 ,  4H006BB47 ,  4H006BC53 ,  4H006BJ50 ,  4H006BN10 ,  4H006BS10 ,  4H006BU32 ,  4H006BV72 ,  4H006RA06
Article cited by the Patent:
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