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J-GLOBAL ID:200903067803272606

地震動予測計算方法、及び地震動予測計算システム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 正武 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001335872
Publication number (International publication number):2003139863
Application date: Oct. 31, 2001
Publication date: May. 14, 2003
Summary:
【要約】【課題】 従来の震源モデルや地盤モデルによる地震動予測計算方法では、不均質な断層破壊過程や、複雑な地盤構造による散乱、反射、透過、屈折、増幅などの影響を十分に考慮しておらず、建築などの構造物の設計に必要な周期0.1秒〜10秒程度の地震動を精度よく計算できなかった。【解決手段】 震源モデルとして、断層面1を複数の小断層2に分割し、各小断層2ごとに時間的、空間的なランダム性を付与した震源関数を求める。また、地盤モデルとして、層地盤5とランダム地盤6で構成されるモデルを使用し、各小断層2ごとに観測点7における応答を示すグリーン関数を求める。また、小断層2ごとに求めた震源関数とグリーン関数を基に、各小断層による観測点7での地震動を求め、断層の破壊過程に応じた時間差を考慮してそれらの総和をとり、断層全体の破壊過程による観測点7での地震動を求める。
Claim (excerpt):
地盤モデルと震源モデルを用いた地震動予測計算方法であって、震源モデルとして、断層面を複数の小断層に分割し、各小断層ごとに時間的、空間的なランダム性を持つ震源関数を求める手順と、地盤モデルを層地盤とランダム地殻地盤とで構成すると共に、前記各小断層ごとに単位震源を与えた場合の観測点における変位応答を示すグリーン関数を求める手順と、前記震源関数とグリーン関数を基に、各小断層おける観測点での地震動を求める手順と、断層の破壊過程に応じた時間差を考慮し、前記各小断層における観測点での地震動の総和をとり、断層全体の破壊過程による観測点での地震動を計算する手順とを含むことを特徴とする地震動予測計算方法。
IPC (3):
G01V 1/00 ,  G01H 1/00 ,  G01H 17/00
FI (3):
G01V 1/00 E ,  G01H 1/00 E ,  G01H 17/00 D
F-Term (4):
2G064AB19 ,  2G064CC29 ,  2G064CC41 ,  2G064CC46
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
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Cited by examiner (1)

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