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J-GLOBAL ID:200903067813266906

キノン類を用いて配位子の光化学的固定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 浅村 皓 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996529895
Publication number (International publication number):1999505554
Application date: Apr. 03, 1996
Publication date: May. 21, 1999
Summary:
【要約】炭素含有基材材料の表面(P)に配位子(L)を固定化する方法;前記方法は炭素含有材料表面(P)に1種またはそれ以上の光化学的に活性な化合物(Q)を結合する光化学的工程を含む;該光化学的に反応性の化合物(Q)は、少なくとも2個の共役カルボニル基と共に、環式炭化水素、または2〜10融合環式炭化水素を含有するキノン化合物である;そして光化学的工程はUV線〜可視光線の範囲の波長を有する非電離性電磁放射線で、光化学的に反応性の化合物(Q)を照射することからなる。
Claim (excerpt):
方法が以下のとおりのことからなる: 炭素含有材料表面(P)に1種またはそれ以上の光化学的に反応性の化合物(Q)を結合する光化学的工程; 前記炭素含有材料表面(P)は、直接にあるいは1種またはそれ以上のスペーサー(S1)を介して光化学的に反応性の化合物(Q)に結合される;そして 前記光化学的に反応性の化合物(Q)は直接にあるいは場合により1種またはそれ以上のスペーサー(S)および(または)熱化学的に反応性の化合物(T)を介して1種またはそれ以上の配位子(L)に結合される; 前記スペーサー(S1)および(S)は等しいかまたは異なり、熱化学的または光化学的に反応性であるかあるいは非反応性であるスペーサーである; 光化学的に反応性の化合物(Q)は、単量体キノン化合物、二量体キノン化合物、および対称または不斉のオリゴマーキノン化合物からなる群から選ばれたキノン化合物である; 前記キノン化合物(Q)は、環式炭化水素、または2〜10融合環式炭化水素を含有し、前記キノン化合物は少なくとも2つの共役カルボニル基を有し、その数は融合環式炭化水素の数の2倍を超えない; 前記キノン化合物(Q)は、配位子(L)の固定化に対して立体障害を生じないかまたは光化学を妨げない置換基(R)で、場合により置換されている;そして 光化学的程は、UV線から可視光線までの範囲の波長を有する非電離性電磁放射線を用いて光化学的に反応性の化合物(Q)を照射することからなる;ことを特徴とする、炭素含有基材材料の表面(P)に配位子(L)を固定化する方法。
IPC (3):
C08J 7/18 ,  G01N 30/48 ,  G01N 33/547
FI (4):
C08J 7/18 ,  G01N 30/48 D ,  G01N 30/48 K ,  G01N 33/547
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特表昭62-503202
  • 特表平3-502938

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